ガンダム開発者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 15:56 UTC 版)
「新機動戦記ガンダムWの登場人物」の記事における「ガンダム開発者」の解説
ハワードと共にOZにおいてトールギスを設計し指導者ヒイロ・ユイの暗殺事件を機にOZを出奔した5人の科学者。ウイングガンダムゼロの基本設計は彼ら5人の手による。その後は潜伏中のL1~L5コロニー群で各々1体のガンダムを建造すると共にパイロットを訓練し、ガンダム降下後は彼らにOZ攻撃の指令を送っていた。 5人とも、何らかのMS開発技術の権威であるが、数多くの組織に身を置き、数多くの超兵器(ヴァイエイトとメリクリウス、リーブラなど)を開発。強制されて作る羽目になったものもあるが、地球圏に破壊と混乱をもたらした張本人とも言えなくもない。ただ本人達も劇中のセリフなどでそれは百も承知だった事を示唆しており、戦争の最終局面で「平和が訪れればガンダム開発者などは何の役にも立たない」と、カーンズを巻き添えにしてピースミリオンやリーブラと共に去っていった。 また『Endless Waltz』ではデキム・バートンの意図していた本来のオペレーション・メテオに対して全員、反感を持っており、それを捻じ曲げてテレビ本編のような限定的な破壊活動にとどめたと描かれている。ヴァイエイトとメリクリウスの技術を流用して密かにガンダムの改修を行う、リーブラの主砲を一回撃つ度に壊れるように設計するなど(当人以外の誰にも気づかれずに)、強制されようとも簡単には屈しない強かさも見せる。 重装甲の機体を大推力で強引に制御するトールギス、攻撃と防御にそれぞれ特化したヴァイエイトとメリクリウス、小島ひとつを消し飛ばすビーム砲を持った戦艦リーブラ、とどのつまりはパイロットを人として扱わない禁断の兵器ウイングゼロ等、非常に極端な設計思想を持った機体を数多く開発している事が特筆される。
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