オロチ四天王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 15:31 UTC 版)
「ザ・キング・オブ・ファイターズの登場人物」の記事における「オロチ四天王」の解説
四天王の技名はここではひらがなで表記しているが、本来はキリル文字で表記されている(例:ゲーニッツの必殺技「ЁНОКАЗЭ」⇒「よのかぜ(世の風)」)。「真八稚女・みずち(「蛟」、キリル文字で「МИЗУЧИ」と書く)」の「真八稚女」は、キリル文字で表さずに漢字で表す。キリル文字での表記法はロシア語などにおける日本語のキリル文字表記とほぼ同じだが、シャ行の子音に「Ш」、チャ行の子音に「Ч」、ジャ行の子音に「Ж」、ザ行の子音に「ДЗ」でなく「З」を用いる点が異なる(ゲーニッツの『SVC CHAOS』で追加された「ふうじん いぶき」のような一部例外もある)。ハ行の子音はゲーニッツの技のみ「Г」で他の四天王の技は「Х」となっている。 4人全員に個別のBGMが作曲されており、これら4曲を「オロチ四天王組曲」と呼び、社には「破壊」、クリスには「誕生」、シェルミーには「創造」、ゲーニッツには「繁栄」と各々のBGMにイメージが割り振られている。 吹き荒ぶ風のゲーニッツ(ふきすさぶかぜのゲーニッツ) ゲーニッツの四天王としての二つ名。ただし、ゲーム上はこの名前で登場することはない。オロチの風の力を操る。 乾いた大地の社(かわいただいちのやしろ)[Orochi Yashiro] 所属:オロチチーム(裏オロチチーム)、中ボス('97)、隠しキャラクター('98、'98UM、R-1、R-2、NW) 本性を現した社。オロチの地の力を操る。打撃中心だった表と打って変わり、投げ技で相手に大地のパワーを直接叩き込む。製作者たちの間で「オロチチームは日本チームに対比した形に」ということになったため、社は大門に対比した技を持つことになり、そのため超必殺技に「あんこくじごくごくらくおとし(暗黒地獄極楽落とし)」がある。 荒れ狂う稲光のシェルミー(あれくるういなびかりのシェルミー)[Orochi Shermie] 所属:オロチチーム(裏オロチチーム)、中ボス('97)、隠しキャラクター('98、'98UM、R-1、R-2、NW) 本性を現したシェルミー。オロチの雷の力を操る。投げ技メインの表と違い、電撃を操り戦う。表の時とは話す時の声色や髪の色が変わる。紅丸に対比した技を持ち、超必殺技に「あんこくらいこうけん(暗黒雷光拳)」がある。また、必殺技「しゃじつのおどり(斜日の踊り)」「むげつのらいうん(無月の雷雲)」「やたなぎのむち(八咫薙の鞭)」にはそれぞれ草薙・八尺瓊・八咫の三種の神器を打倒するといった意味がある。 炎のさだめのクリス(ほのおのさだめのクリス)[Orochi Chris] 所属:オロチチーム(裏オロチチーム)、中ボス('97)、隠しキャラクター('98、'98UM、R-1、R-2、NW) 本性を現したクリス。オロチの炎の力を操る。庵と同様にオロチの蒼い炎を使い、京に対比した技を持つ。オロチ側だが、超必殺技に「あんこくおろちなぎ(暗黒大蛇薙)」を持つ。実際は、当時のディレクターの案でそういうことになっただけであり、元々は草薙京に対比したキャラクターであるため、技名も対比する意味でただ単に“暗黒”の文字が付け加えられているだけのようである。彼の必殺技「たいようをいるほのお(太陽を射る炎)」「つきをつむほのお(月を摘む炎)」「かがみをほふるほのお(鏡を屠る炎)」にも、三種の神器を打倒するといった意味が込められている。
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