オリンパス35シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 08:04 UTC 版)
「オリンパス」の記事における「オリンパス35シリーズ」の解説
24×36mm(ライカ)判コンパクトカメラ。 オリンパス35I(1948年発売) - 24×32mmでいわゆるニホン判。シャッターはセイコーシャラピッド00番。 オリンパス35III - オリンパス35Iは連合国軍最高司令官総司令部から「自動裁断機に掛けられない」旨クレームがあり、シャッターをシンクロ付きにする際に24×36mm(ライカ)判に改良された。 オリンパス35IVa(1953年発売) - 平面性を向上するためガラス圧板を採用したが、フィルムとの摩擦による静電気発生の放電現象等のため、途中から金属製圧板に変更になった。 オリンパス35Va(1955年発売) オリンパス35S(1955年発売) - レバー式フィルム巻き上げ、セルフコッキング、連動距離計搭載。当初はF3.5だったが後にF2.8モデル、F1.9モデルも追加された。 オリンパスオート(1958年発売) - 絞り優先、シャッター速度優先AEが可能。さらにパララックス自動補正式ファインダー、連動距離計、大口径F1.8レンズ。 オリンパスエース(1958年発売) - 標準45mm、広角35mm、望遠80mmの3種類を交換可能。どのレンズでも距離計連動。 オリンパスオートアイ(1960年発売) - 簡易フラッシュマチック機構。絞り値をファインダーに表示。 オリンパス35LE(1965年発売) オリンパストリップ35(1968年発売) - ペンEESのコンセプトを踏襲したフルサイズのカメラ。小旅行に気軽に持って行けるカメラとの意から「トリップ」と名付けられた。グッドデザイン賞とグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞。 オリンパス35SP(1969年発売) -特徴は F1.7の大口径レンズと、プログラムオートとマニュアルが使える事。そして名前が示す様に「スポット測光」が選択可能な点。ブラック仕様も用意され、高級イメージを形成する。 オリンパス35EC(1969年発売) - 最大4秒という長時間露光を持つプログラム露出。外付けストロボによるフラッシュマチック機構。 オリンパス35RC(1970年発売) - ペンシリーズとほぼ同じボディーサイズ。シャッタースピード優先AE、マニュアル露出可。距離計連動式。 オリンパス35DC(1971年発売) - フラッシュマチック機構、逆光補正機能搭載。 オリンパス35EC2(1971年発売) - 電源警告装置、電圧が下がり過ぎた場合はレリーズロックして露光不足の失敗を防ぐ。レンズはEズイコー42mmF2.8。 オリンパス35ED(1974年発売) - レンズはDズイコー38mmF2.8。連動距離計。
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