エヴァフォントとは? わかりやすく解説

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エヴァフォント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 01:46 UTC 版)

「新世紀エヴァンゲリオン」記事における「エヴァフォント」の解説

各話サブタイトルは、黒地に白の極太明朝体文字列を直角に折り曲げて配置したのである。この画面内で文字列を直角に折り曲げるタイポグラフィ的な表示スタイル庵野による映画監督市川崑へのオマージュである。オープニングクレジットでも監督庵野秀明のみこの表示スタイル用いられている。本放送放映バージョン)では、白中にひらがなタイトル表記つけられていた。 使われ書体フォントワークス1994年リリースしたDTP用フォント・マティスEB一部のみマティスUB)である。当時アニメ制作では、劇中文字背景として手書きされていたり、別の編集会社作るなど、DTPフォント用いられる例はほとんどなかったが、庵野映像の中の文字表現を重要と考えており、ガイナックスゲームパッケージデザインなどのためにMacDTP環境導入されていたのを、アニメ制作にも活用できないか考えた当時DTP業界そのもの黎明期であった中で同書体を採用し以後この書体作品のみならずさまざまな関連商品でも強いインパクト与えデザイン使用されていった2015年時点では、「エヴァフォント」の愛称親しまれ同社代表する書体のひとつとなっている。 フォントワークスによれば1995年放送開始後に同書体が突然極端に売れはじめ、ファンがこの書体探し当て購入していることを知り本作品に採用されたことに気づいたという。テレビアニメ放送時はノンクレジットであったが、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』からは「書体協力」として同社クレジットされている。新劇場版では長体率を変更して印象変えたり展覧会ビジュアルでは同社筑紫Bオールド明朝使用するなど、媒体によって使い分けがされている。 本作品でのDTPフォント使用さまざまな業界影響与え導入増えていった。同書体についてはアニメ業界からの要望応えて放送業界用にデザイン調整されたものも開発された。

※この「エヴァフォント」の解説は、「新世紀エヴァンゲリオン」の解説の一部です。
「エヴァフォント」を含む「新世紀エヴァンゲリオン」の記事については、「新世紀エヴァンゲリオン」の概要を参照ください。

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