ウィルコット派(シムカ派)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 15:19 UTC 版)
「Get Ride! アムドライバー」の記事における「ウィルコット派(シムカ派)」の解説
バーロック・ウィルコット 声 - 林一夫 連邦評議会議長であり、アムドライバーを統率するトップの人間。戦乱の世の中に苦悩した末、強硬派の提案したバグシーンと言う「悪」を作り出し、世界を一つにまとめるという計画に乗ってしまい、次第に権力に運命を翻弄されるようになる。ウィルコットの娘もまたアムドライバーであったが、真実を知らぬままジャスティスアーミーとの戦いで戦死。自らが承諾してしまった計画のために彼女は命を落としてしまったと言える。ある時ジェナスたちに自ら真実を明かし、「私を逃がしてほしい」と訴えかける(また、この時のウィルコットの無責任な発言に怒りを覚えたセラに一度ぶたれた)。このウィルコットの行動が原因で(こっそりつけていたキャシーたちJAにバレてしまい)、放送で公にまでウィルコットの真実を証明されてしまうことになる。しかし、幼い頃に出会ったホークとの再会を経て、自分が何を望んでいたのかを思い出した彼は、シムカに反発。ジェナスたちを救うために自ら戦地に赴き、最後は大量のバグシーンを道連れにミサイルを自爆させ散っていった。 ランディ・シムカ 声 - 堀内賢雄 ウィルコット派のナンバー2であり元アムドライバーでもある男だが、現在はアムドライバーとしての能力は無いに等しい。口癖は「ゲットライド!(ジェナスとは違いカタカナ読みの発音)」。戦闘スタイルは槍による近接戦闘。ウィルコットの死後は同派閥はシムカ派と名を変えPAの前に立ち塞がる。テレビ報道を気にしてかアムジャケットを装着して登場することもあるが、そのアムジャケットは成り金趣味を思わせるキンピカであった。また、専用のデポトレーラー(キンピカ)も所有しており、側面のロゴをアムドライバー仕様から自分仕様に変更するなど徹底している。自身を裏切ったガン・ザルディの隙を突いてゼアム・ジャケットの複製を試みるが失敗に終わり、最期はガン・ザルディによって消される。 ジン・クロス 声 - 竹本英史 ウィルコット(シムカ)派アムドライバー。元々はゲームオリジナルのアムドライバー。ジェナスたちの先輩にあたる。アニメにも少しだけ登場するが、シムカの情けない態度に失望し見限っている。またアニメ本編では、(ZEAMのことで)シムカとキャシーの二人の協力成立後、別働隊として一回戦闘して以降、間もなく登場しなくなる。 ゲーム版ではかなりの実力者だったが、シーンには忘れられていた。かなりプライドが高く、シムカにとっては自分がジェナスの代わりに過ぎないと考えてジェナスを倒そうとしたが、彼との戦いを経て改心した。もっとも、実力はディグラーズよりは劣ると自覚している。ゲーム版とアニメ本編では髪の色が違っている。ゲーム版は黄色、アニメ本編は青。
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