イッペンとは? わかりやすく解説

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いっ‐ぺん【一偏】

読み方:いっぺん

[名・形動ナリ

一方にかたよること。また、そのさま。

「—の我執によりて朝恩をもかへり見ず」〈折たく柴の記・下〉

気持ちがある物事一つに向かうこと。いちずなさま。

「—に思ひ切って鎌倉中にたてこもる」〈太平記一九

接尾語的に用いてひたすらそのことに心を向けるさまを表す。「正直—」

読書—の学者になって居たい」〈福沢福翁自伝


いっ‐ぺん【一変】

読み方:いっぺん

[名](スル)すっかり変わること。また、変えること。「態度が—する」


いっ‐ぺん【一片】

読み方:いっぺん

薄く平たく小さいもの一つひとひら。「—の花びら

全体から切り取られ一部分ひときれ。「—の肉」

ほんの少しごくわずか。「—の誠意感じられない


いっ‐ぺん【一編/一×篇】

読み方:いっぺん

一つ文章詩歌また、ひとまとまり書物。「—の詩」

小説論文などで、内容区分した最初のひとまとまり

「一編」に似た言葉

いっ‐ぺん【一辺】

読み方:いっぺん

片側一方

一つの辺。多角形の辺の一つ


いっ‐ぺん【一遍】

読み方:いっぺん

一回一度。「—乗ってみたい」→一遍に

ひとわたり一部始終

理趣分をこそ—読み侍りしか」〈発心集

名詞の下に付き接尾語的に用いて表面のみで、内実こもらないさまを表す。「通り—のあいさつ」「義理—」


いっぺん【一遍】

読み方:いっぺん

[1239〜1289]鎌倉中期の僧。伊予の人。時宗(じしゅう)の開祖法名智真(ちしん)。延暦寺入り太宰府法然孫弟子聖達浄土教を学ぶ。のち熊野参籠(さんろう)、霊験により一遍と号し他力念仏唱えた衆生済度のため、民衆踊り念仏勧め全国遊行(ゆぎょう)した。遊行上人捨聖(すてひじり)。円照大師


一片

読み方:イッペン(ippen

たった一枚


一篇

読み方:イッペン(ippen

物事はじめから終りまで、全体すべての意。



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