アバターを持つ人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/30 14:23 UTC 版)
「ユグドラシルの果実」の記事における「アバターを持つ人物」の解説
ファントム ユグドラシルのβテスト時代から有名プログラマーが並み居る中で続々とアイテムや魔法をアップロードし、果ては最強モンスターの一角であるケルベロスのAIに介入して従えた、SSランクのアバター。黒衣に包帯巻きの身体が異様な雰囲気を醸し出している。現在では姿を消してしまっているが、生きた伝説として語られている。 橘光希のファーストアカウントキャラクター。爵位持ちで、コウはセカンドアカウントである(3巻の高校2年新学期で2013年になりユグドラが2010年発表を考えると中学にはSSランクを保有していたことになる)。光希は自分を偶像化し勝手な理想を押し付ける一般プレイヤーたちにうんざりし、現在は緊急時以外ほとんどファントムを封印している。父親からの依頼で作成しているプログラムも別名義でアップロードしている。 ティール ユグドラシルの歌姫。ユグドラシル内からリアルデビューを果たした歌手。ファントム同様、現在では姿を消してしまっているが、未だに根強いファンが数多く存在する。 呉野蒼生のファーストアカウントキャラクター。爵位持ちで、アヲイはセカンドアカウントである。恐らく悲惨な家庭環境に起因すると思われる事情から歌を書いておらず[要出典]、蒼生はティールを封印している。歌に対する情熱を失っているわけではなく、光希との出会いにより再び歌うようになる。 サグ = 斉藤 三郎(さいとう さぶろう) 爵位持ちのアバターで、丸々と太った鳥型のPC。既に自己紹介の必要も無いほどの超有名人。 元老院名義で爵位持ちのアバターを招集し、「WS社よりも先に一連のバグ騒動の原因を突き止める」というクエスト(ユーザーイベント)を提案する。賞金はゲーム内通貨で8000万ゴールド。ベルヴィヴがクエストを提案した理由を問うたが、曖昧にはぐらかすばかりではっきりと答えることはなかった。偽ファントムについても、存在と行動は把握しているようだ。 現実の世界では、ユグドラシルから起業したゲーム会社「ブループラネット」を運営する若き社長。PCほどではないがふくよかな体格。雑誌に取り上げられるなど、活躍している。ユグドラシル開発に携わった橘雪胤と御子神嵩を尊敬しているが、バグ騒動に対し遅々として有効な手を打たない最近の雪胤には批判的。 ベルヴィヴ 爵位持ちのアバターで、獣耳と唇ピアス、露出の多い服装が目を引くPC。スレンダーの女性であるが、一人称はボク。なお、彼女の台詞は不気味ともいえるような文字にされている。 ユグドラシルで悪事の限りを尽くしているが、真意などの詳細は不明。サグの提案したクエストに興味を持つが、ファントムの参加表明を見て辞退する。自身の母が死んだ日に御子神と出会い、彼の目的を知り協力することになる。 ログナ = 高岡(たかおか) 女性(ネカマ)アバター。Mr.やMs.を付けて名前を呼ぶ。ハルいわく『爵位持ちが自動的に所属させられるのが“元老院”あそこに集まっている人たちのことだよ』と語っているところから爵位を持っていると思われる。 偽ファントム(仮称) ユグドラシルのバグ発生エリアにて、たびたび姿が目撃されている「もう一人のファントム」。本物が滅多に人前に姿を見せないため、一般プレイヤーには偽者の言動も本物のものだと認知されている。多数のプレイヤーの協力を募っている。その目的はファントムのカリスマを利用して多数のアバターからプログラム実行用のメモリーを借りて目的を果たすため。 光希の外出中にも出現しているため、明らかに別人が操作しているか、オリジナルのファントムとは別の存在である。正体は御子神に協力しているベルヴィヴ。
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