アジア太平洋グループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 02:12 UTC 版)
「地域グループ (国際連合)」の記事における「アジア太平洋グループ」の解説
詳細は「アジア太平洋グループ」を参照 アジア及び太平洋小島嶼開発途上国グループ(アジア太平洋グループ)は、55か国(国連加盟国の27.5%)で構成され、加盟国数ではアフリカグループに次いで2番目に大きい地域グループである。加盟国は、一部の国を除き、アジア大陸とオセアニアに所在する。かつては「アジアグループ」という名称だった。 一般的な大陸分布でアジアとオセアニアに分類される国のうち、アルメニア、アゼルバイジャン、グルジア、ロシアは東ヨーロッパグループに、オーストラリア、ニュージーランド、イスラエルは西ヨーロッパ・その他グループに加盟している。キプロスは、アジア太平洋グループに加盟している中で唯一の欧州連合(EU)加盟国である。トルコはアジア太平洋グループと西ヨーロッパ・その他グループの両方に加盟し、投票行動は西ヨーロッパ・その他グループとともにする。 アジア太平洋グループは、安保理に3つの議席を保有しており、そのうち1つ(中華人民共和国)が常任理事国である。また、経社理に11議席、人権理事会に13議席を保有している。西暦の下一桁が1か6である年にアジア太平洋グループから総会議長が選出される。アジア太平洋グループの加盟国は以下の通りである。 アフガニスタン バーレーン バングラデシュ ブータン ブルネイ・ダルサラーム カンボジア 中華人民共和国 キプロス 朝鮮民主主義人民共和国 フィジー インド インドネシア イラン・イスラム共和国 イラク 日本 ヨルダン カザフスタン キリバス クウェート キルギス ラオス人民民主共和国 レバノン マレーシア モルディブ マーシャル諸島 ミクロネシア連邦 モンゴル ミャンマー ナウル ネパール オマーン パキスタン パラオ パレスチナ国 パプアニューギニア フィリピン カタール 大韓民国 サモア サウジアラビア シンガポール ソロモン諸島 スリランカ シリア・アラブ共和国 タジキスタン タイ 東ティモール トンガ トルコ トルクメニスタン ツバル アラブ首長国連邦 ウズベキスタン バヌアツ ベトナム イエメン
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