アカザ

デジタル大辞泉

あかざ【^×藜】

読み方：あかざ

ヒユ科の一年草。空き地や路傍に生え、高さ約1.5メートル。茎は堅い。葉はひし形に近い卵形で、縁は波形。若葉は紅色をし、食べられる。晩夏、黄緑色の小花が穂状に密生する。中国の原産。近縁種にシロザがある。ヒユ科の双子葉植物は、草原、荒地、塩分の多い土地などに生育し、ホウレンソウ・アリタソウなども含まれる。《季 夏 実＝秋》「宿りせむ—の杖になる日まで／芭蕉」

薬用植物一覧

アカザ

科名： アカザ科 別名： - 生薬名： レイ（藜） 漢字表記： 藜 原産： インド 中国 用途： 古い時代に入ったとされ、畑などに自生する一年草。茎は木本化し、丈夫なので杖として利用されます。若葉は食用として、歯痛・虫さされなどにも利用されます。 学名： Chenopodium album L.    var. centrorubrum Makino

動物名辞典

赤佐

読み方：アカザ（ａｋａｚａ）

アカザ科の淡水魚

学名 Liobagrus reini

赤座

読み方：アカザ（ａｋａｚａ）

アカザ科の淡水魚

学名 Liobagrus reini

植物名辞典

藜

読み方：アカザ（ａｋａｚａ）

アカザ科の一年草、薬用植物

学名 Chenopodium album var.centrorubrum

阿加佐

読み方：アカザ（ａｋａｚａ）

アカザ科の一年草、薬用植物

学名 Chenopodium album var.centrorubrum

ひだきよみ山菜図鑑

アカザ アカザ科

アカザ アカザ科 収穫時期 食べられる部位 5月頃 若芽や葉

葉

若芽や葉を摘んで、葉に付いているキラキラ光る粉をよく洗い落としてから調理する。ゆでて、おひたし、和え物などに。

花穂が出る前の若菜の全草を乾燥させたものを藜（り）と呼び、健胃、強壮薬にする。

DATA

畑などに生え、雑草として摘み取られることが多い。実はビタミンが豊富で、栄養価も高い。 葉はやや丸みのある菱形で、葉茎は長く若い葉は茎部が鮮やかな紫紅色の粉で覆われている。 この粉が白くシロザと呼ばれるものもある。 アカザの老茎は太く強く軽いので杖に使われるが、この杖を使うと、中風や卒中を予防するとの伝説がある。

季語・季題辞典

藜

読み方：アカザ（ａｋａｚａ）

アカザ科の一年草

季節 夏

分類 植物

ウィキペディア

アカザ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/05/18 07:01 UTC 版)

アカザ

• アカザ (植物)（藜） - ナデシコ目ヒユ科の一年草
• アカザ (魚)（赤佐） - ナマズ目アカザ科の淡水魚

Weblio日本語例文用例辞書

「アカザ」の例文・使い方・用例・文例

• 私はそのレストランですばらしいヨーロッパアカザエビの料理を楽しんだ。
• ウミザリガニ科・アカザ科・イセエビ科の食用海産甲殻類の動物各種
• アカザエビ科の属
• アカザ
• 小さな緑色の花をつけるアカザ属の様々な雑草のどれか
• 悪臭を放つ熱帯アメリカ産のアカザ
• ユーラシア産のオークに似た葉を持つ芳香性のアカザで、黄緑の花をたくさんつける
• 強いにおいのする葉を持つヨーロッパのアカザ
• 砂漠や塩分を含む沼地に生える、ハマアカザ属の各種の草葉状の植物の総称
• 乾いたアルカリ性の土壌で育つ、ハマアカザ属の各種の低木性植物の総称
• 米国南西部とメキシコの乾燥地帯に産する姿がよく丈の低いハマアカザ属の低木で、青緑で縁にとげのある葉はしばしばクリスマスの飾りに使われる
• ナデシコのような筒状萼を持つアカザ科の属
• 有田草という,アカザ科の植物
• アカザ科という,山野に自生し,葉を食用にする植物の分類