りんの両親・関係者
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「うさぎドロップ」の記事における「りんの両親・関係者」の解説
鹿賀宋一(かが そういち) 声 - 有川博 / 演 - 平井雅士 大正生まれ。大吉の祖父であり、りんの戸籍上の父。故人。妻には先立たれている。4人の実子がおり、長男・憲一、次男、3人目に大吉の母・幸子、5人目にりんが養子となっている。 正子がりんを妊娠したとき戸惑う彼女を説得して出産に踏み切らせた。りんには父親ではなく「おじいちゃん」と呼ばせていた。 2005年7月に正子に隠れてブログに遺書を残そうとするも失敗し、代わりに母子手帳の中に手紙を仕込んだ。 吉井正子(よしい まさこ) 声 - 坂本真綾 / 演 - キタキマユ りんの実母。1988年12月17日生まれ(アニメ版)。「西園寺まろん」というペンネームの漫画家。過去に宋一の家政婦をしていたが、そのころにりんを身篭っており、顔のそばかすは妊娠中に出来た。ただ、りんには自分が母親ということを隠し通し、その後仕事を優先したため、りんを捨て姿を消した。りんとは顔立ちなど似るところがあるが、16歳になり長身になったりんと比べるとかなり低身長。また、りんは髪を白く表現されるのに対し正子は黒髪で、雰囲気はかなり異なる。 親戚や人付き合いを極端に嫌い、かなり気難しい性格。年齢は大吉と近しい。甘いものが好きで、落ち込んだ時などには大食いする習慣がある。地図を描くのが下手でバカボンのうたを歌わないと方角が分からない。大吉とはお互いに全く気が合わず、そういったことで大吉とりんが口喧嘩することもあった。りんが生まれてから、りんにいつか渡すために毎月貯金をしている。アニメ版の携帯番号は「080-5487-□□□□」りんの保育園・小学生時代 りんのことを娘だと思うべきではないと言ったり、仕事を理由にりんを手放したりするなど自分勝手な性格をしているが、彼女なりの母親としての愛情は持っている。りんを思いやる大吉とは犬猿の仲で、大吉は彼女のこととなると非常に大人げない態度をとる。 宋一の葬式には出席していないが、墓参りには行っていた。りんと関わりを持ったり仕事に行き詰まった時には、りんを捨てた理由の言い訳をしないため、仕事に鬼気迫る没頭をする。 りんの高校時代 りんが正子に会えた時には既に妊娠しており、お腹も大きくなっていた。この時、「母親になれる人は大勢いるが、『自分の仕事』をできる人は自分しかいない」ことが全く逆の考えだったと、りんに謝罪している。 りん自身は正子を初会は全く母とは思えなかったが、出産から娘をあやしている姿を機に「母親」「自分の母親」として認識し、以降は相談を受けてもらうなど良好な関係を築いている。 彼氏(正子の彼) 声 - 水島大宙 氏名不明。正子の漫画の仕事のチーフアシスタントで恋人。正子を仕事の時はペンネームの「西園寺先生」、プライベートの時は「マ〜ちゃん(ま〜ちゃん)」と呼んでいる。21歳の時に当時の彼女から部屋を追い出され、当日たまたまアシスタントの仕事の入っていた正子のところへ住み着いた。常識人で、感情を爆発しがちな正子の調整役になっている。 第2部では、正子との間に子供が生まれるため、りんとは戸籍上では異父になる。りんの相談を聞いた時には、大吉にりんを子供扱いせず真剣に気持ちを受け止めるよう促した。 まゆき 正子の娘。りんとは異父姉妹の妹になる。
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