はだしのコンサート
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はだしのコンサートは、京都府京丹後市網野町掛津の琴引浜で毎年開催されている、「貴方の拾ったゴミが入場券」を合言葉とする環境啓発イベント、ビーチクリーンライブである[2]。鎌倉市の由比ヶ浜海岸や材木座海岸、静岡の御前崎海岸、鹿児島の江口浜海浜公園や鉄浜海岸、沖縄[3]など全国各地で開催されているビーチクリーンライブに先駆けて、1994年(平成6年)から開催され、2023年(令和5年)が最後の開催となった[4][5][6]。
注釈
- ^ 宣言内容は開催年により異なり、2006年は「自然いっぱい、はだしで遊べる琴引浜が大好き。この浜は自然を大切にしてくれる人の浜です。美しい自然や環境を守る取り組みをしましょう。」(出典「広報きょうたんご」平成18年7月号10頁)、2007年は「この砂浜は、自然を大切にしてくれる人の浜です。日本や世界中の砂浜がきれいになると、琴引浜ももっときれいになります。みなさん、身近な自然や美しい環境を守る取り組みにぜひ参加してください。」(出典「広報きょうたんご」平成19年7月号10頁)だった。
- ^ 府内全域では約30,000人のボランティアが活動、約3,600トンの重油を回収した(京都新聞「こころに社会に刻むナホトカ号重油流出事故」2018年11月27日)。
- ^ 砂の奥深くまで入り込んだ油が消失するなど、自然に消えたものもあるとみられる(京都新聞2008年5月21日「自然の神秘 守りたい」)。
出典
- ^ a b c d e f “【京丹後】26th はだしのコンサート2019”. 海と日本PROJECT in 京都. 2019年5月31日閲覧。
- ^ a b 京都新聞「琴引浜、いつまでも美しく」2017年6月5日18面
- ^ “沖縄の海を未来に繋ぐビーチクリーン開催!”. asoview!NEWS. 2019年5月31日閲覧。
- ^ a b c d 「京丹後・琴引浜 合言葉は「拾ったごみが入場券」「はだしのコンサート」有終の美」『京都新聞』、2023年6月5日。
- ^ a b 京都新聞「京都ヒューマン賞受賞」2019年5月18日22面
- ^ a b c 「音楽家 杉山清貴(5) ビーチ・クリーン・ライブ」『日本経済新聞』2016年10月28日
- ^ a b c d e f g h “2019年度「京都ヒューマン賞」の授賞者・団体を決定”. omron. 2019年5月28日閲覧。
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- ^ 7月13日 ゲスト:杉山清貴さん 朝日放送テレビ
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- ^ 堤冬樹 (2009年5月19日). “琴引浜コンサート 今年は中止決定”. 京都新聞
- ^ 堤冬樹 (2009年5月11日). “浜守れ 住民ら回収続ける”. 京都新聞
- ^ a b c “琴引浜 駆け抜ける”. 京都新聞. (2010年6月6日)
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- ^ a b 「琴引浜漂着ごみでアート」京都新聞、2017年3月14日日
- ^ a b “「きれいな琴引浜を守る」 京丹後・網野高生、漂着ごみでアート制作”. 産経新聞. (2017年3月14日) 2019年5月31日閲覧。
- ^ “拾ったゴミが入場券”. 産経新聞. (2017年6月5日)
- ^ a b “拾ったゴミが入場券 京都の琴弾浜で「はだしのコンサート」 ゴミリンピックも実施”. 産経新聞. (2018年6月4日) 2019年5月31日閲覧。
- ^ 天草愛理 (2019年6月3日). “琴引浜清掃 美しく”. 京都新聞: p. 20
- 1 はだしのコンサートとは
- 2 はだしのコンサートの概要
- 3 参加者数
- 4 開催概要
- 5 アクセス
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