とど

デジタル大辞泉

とど

［名］

１ 最も成長した段階のボラ。

２ 最後。限度。

「全体土間も六人—で見るといいけれど」〈滑・客者評判記〉

［副］《「とどのつまり」の略》結局。しまいに。

「二三の問答があって、—僕が狩野法眼元信の幅を…売渡す」〈漱石・吾輩は猫である〉

とど

［副］

１ 戸をたたく音や馬の駆ける足音など、響き渡る音を表す語。

「馬の音の—ともすれば松陰に出でてそ見つるけだし君かと」〈万・二六五三〉

２ よたよたよろめくさま。

「—走りて倒れにけり」〈盛衰記・二〇〉

とど【^×椴】

読み方：とど

トドマツのこと。

とど【海^＝馬／胡^＝獱】

読み方：とど

アシカ科の哺乳類。雄は体長約4メートル、体重1トンに達する。体は黒褐色で、頭の幅が広くて後頭部が低く、ひげがある。繁殖期には1頭の雄が多数の雌を従える。太平洋北部で繁殖し、冬に北海道などでもみられる。

隠語大辞典

とど

1. 典獄。或は強盗。「とんとん」の略したものを云ふ。

とど

1. 強盗スル者ノコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・神奈川県〕

分類 神奈川県

トド

読み方：とど

1. 典獄ノコトヲ云フ。〔第五類　官吏及官舎之部・茨城県〕

分類 茨城県

遂

読み方：とど

1. 劇場の通語、立廻り留まりてといふことの略語。「双方抜きつれ立廻り有つて－一人手負ひとなり」。

分類 東京／芸能

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名字辞典

百々

名字	読み方
百々	とど、どど、とうどう→もも
百々	もも→とど，どど、とうどう

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JMnedict

百々

姓	読み方
百々	とど

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

とど

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 06:56 UTC 版)

名詞:植物

とど【椴】

1. とどまつの略。

名詞:魚

とど【鯔】

1. 成長したぼらの最後の姿。

関連語

• 鯔のつまり

名詞:哺乳類

とど【海馬・胡獱・魹】

1. アシカ科トド属に属する哺乳類。

翻訳

• 英語: sea lion
• 朝鮮語: 큰바다사자

副詞

とど

1. 戸をたたいたりする音や馬が駆ける足音などの響き渡る音を表す言葉。

漢字辞典

魹

魹	画数：15 訓読み：とど

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「とど」の例文・使い方・用例・文例

• 砲声のとどろき
• 大砲がとどろいた
• とどろく雷鳴
• 私たちは山へ行こうとする彼の試みを思いとどまらせた
• 両親は彼女が歌手になるのを思いとどまらせようとした
• 彼は息子がオートバイを買うのを思いとどまらせようとした
• 飢えている子どもたちを見るとどんな人でもかわいそうに思います
• 彼はやっとどの車にするか決めた
• 警察は群衆を押しとどめた
• お母さん，結婚したら女性は家庭にとどまるべきだというのは，過去を引きずった考え方よ
• 彼は現職にとどまった
• ご飯とパンとどちらがいいですか
• 彼の発言は私たちが今議論していることとどんな関係があるのだろうか
• 船長は沈み行く船とともにとどまった
• 父は自制してたばこを1日2, 3本にとどめている
• 雷鳴がとどろいた
• 波のとどろき
• 雷がとどろいて，彼女は眠りから目を覚ました
• とどまることをしらないインフレ
• とどのつまりはスピーチはかなりうまく行ったんだ