よろ‐め・く【蹌=踉めく/蹣=跚めく】
読み方:よろめく
[動カ五(四)]
1 足どりが確かでなく倒れそうになる。よろける。「人にぶつかって—・く」
[用法] よろめく・よろける——「目まいがして一瞬よろめいた(よろけた)」では両語とも相通じて用いられる。◇「老人はよろめく足どりで歩いてきた」のように足の運びが乱れておぼつかないことを言う場合は「よろめく」がふさわしい。◇「よろける」は「石につまずいてよろける」「足がしびれて立つとよろけた」のように、足の運びではなく、倒れそうになる動きをとらえて言う意もある。◇類似の語に「ふらつく」がある。「ふらつく」は「腰がふらつく」「病み上がりで足がふらつく」のようにゆらゆらして定まらないことに重点があり、比喩的に「あの子の考え方はどうもふらついている」などとも用いる。◇「人妻が年下の男性によろめく」のように、浮気するの意味では「よろめく」だけを用いる。
よろめく
跚
蹁
蹣
蹬
蹭
「よろめく」の例文・使い方・用例・文例
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