だいし

実用日本語表現辞典

台紙

読み方：だいし

土台として用いられる紙のこと。写真やシールなどを貼付する土台となる厚紙を指す場合が多い。

写真アルバムにおいては、写真をアルバム内の所定の箇所に固定するために、備え付けの厚紙に写真を貼り付ける場合（方式）がある。この厚紙が台紙に該当する。

食品や飲料品などで行われることの多い「シールを集めて応募する」キャンペーンでは、シールの貼付箇所が設けられ応募ハガキとしても使える応募用シートが用意される場合がある。このシートは「シールを貼る」という行為において台紙と位置づけられる。

梱包の分野では、透明なフィルム等を使ったラッピングにおいて商品を支持・固定しつつ商品概要などを印刷するために用いられる厚紙を台紙という。あるいは、紙箱の補強や装飾などの目的で箱などの底に敷かれる厚紙を指して台紙という場合もある。

（2019年6月12日更新）

デジタル大辞泉

だい‐し【台紙】

読み方：だいし

物を置いたり、写真・図画や印刷用の版下などを貼りつけたりするための紙。

だい‐し【台詞】

読み方：だいし

「せりふ」に同じ。

だい‐し【大史】

読み方：だいし

律令制で、神祇官・太政官(だいじょうかん)の主典(さかん)のうち、少史の上に位するもの。

だい‐じ【大士】

読み方：だいじ

《(梵)mahāsattvaの訳。「だいし」とも》仏語。

１ 仏・菩薩(ぼさつ)の尊称。摩訶薩(まかさつ)。

２ 悟りを求める心を起こした人。道心堅固な僧。

だい‐し【大姉】

読み方：だいし

１ 比丘尼(びくに)または地位のある在家の女性を敬っていう語。

２ 女性の法名につける称号。男性の居士(こじ)に対するもの。

だい‐し【大師】

読み方：だいし

１ 仏・菩薩(ぼさつ)の尊称。

２ 朝廷から高僧に対して贈られる称号。死後に贈られる場合が多い。日本では貞観8年（866）に最澄が伝教大師の称号を贈られたのが最初。

３ 高徳の僧の敬称。

弘法大師のこと。

だいし【大師】

読み方：だいし

神奈川県川崎市川崎区の地名。川崎大師（平間(へいけん)寺）がある。付近は京浜工業地帯の一部で、化学工業が盛ん。

だい‐し【第四】

読み方：だいし

4番目。4回目。だいよん。

だい‐し【題詞】

読み方：だいし

１ 「題辞(だいじ)」に同じ。

２ ⇒詞書(ことばがき)1

だい‐し【題詩】

読み方：だいし

１ 決められた題によって詩を作ること。また、その詩。

２ 書物の巻頭に題目・標題として掲げる詩。

日本語活用形辞書

だいし

サ行変格活用の動詞「だいする」の連用形。

終止形

だいする  » 「だい」の意味を調べる

題し、朶頤し

読み方：だいし

サ行変格活用の動詞「題する」「朶頤する」の連用形。

終止形

題する  » 「題する」の意味を調べる
朶頤する  » 「朶頤」の意味を調べる

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世界宗教用語大事典

だいし 【大士】

ダイジとも。菩薩の異称。また道心堅固な僧にもいう。

だいし 【大姉】

在家婦人の敬称。法名につける。→ 法名

だいし 【大師】

仏教用語。大導師、あるいは偉大なる師の意。日本では諡号として朝廷から高僧に贈られる。→ 諡号

隠語大辞典

ダイシ

読み方：だいし

1. 骨子ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・滋賀県〕

分類 滋賀県

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大士

姓	読み方
大士	だいし