その他の声優業界関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/05 14:36 UTC 版)
「それが声優!」の記事における「その他の声優業界関係者」の解説
樹 ヒナタ(いつき ヒナタ) プロフィール - 11月11日生、身長158cm、体重43kg、兵庫県出身。 今をときめく超人気声優の一人。その多忙は年末年始すらも仕事で潰れてしまうほど。双葉のアパートの近くにある超高層の新築タワーマンションに引っ越してきたため、双葉のバイト先のコンビニのお得意様になる。 ヒナタに対して双葉自身は、見劣りする自身の立場から同業者であることを言えずにいたが共演者になってしまうことで身バレしてしまい、一方でヒナタにとってもプライベートを同業者に知られてしまったことで恥ずかしい思いをしてしまう。しかし、同時に互いの生活圏を共有する親しい間柄となっていく。 自他に非常に厳しい性格で、メディア取材と言うならいざ知らず、プライベートではその言動は歯に衣着せない辛辣なもの。そのため、よかれと思って正直に行ったアドバイスが他人にとってはあまりに厳しい条件であったことも多く、これを原因として親しい人物が片っ端から離れていく性格の持ち主で、本人としてはそれが壮絶なトラウマかつコンプレックスになっている。双葉に対しても同様のことをしでかして、一時的に後悔に苛まれる。しかし双葉は聞いた直後にはへこんだものの、そのアドバイスを改めて真摯に受け止めてくれたことで、互いに大事な友人となっていく。 ただ、その人気に伴うスケジュールの過密は、現時点で完全に本人の限界を超えておりブラック企業すらも生易しいレベルにまで積まれ追い込まれてしまっている。本人は「周囲の期待に応えないと」「少しでも体を悪くするそぶりを見せてしまったら仕事がなくなってしまう」という思いひとつ(いわば強迫観念)でそれをこなし続けているが、じつはこれを原因として体調に変調をきたしており、頻繁に難聴と眩暈に悩まされていた。その一方で天王寺ほかのヒナタについているスタッフ陣は、まるみ以外は彼女の変調に気付くことなく、ヒナタの過密スケジュールに対しては「本人が好きでやっている事」と理解しており、いわば彼女の強迫観念に甘えた、意図しない「静かな強要」のごとき状態になっている。 のちに、まるみに背中を押された事で、変調と限界を訴えるようになった。だが、そのとたんにヒナタを取り巻く全てのプロジェクトが停止するとともにネット上に彼女を否定する意見が一気にあふれ出し、即座に彼女の代役も用意(その中にはイヤホンズたちも含まれた)されて時に「いなかったもの」として扱われ、その人気はあっという間に凋落。結果、全てを引き払い田舎へと帰る事を決意する。その一連の様は双葉たちイヤホンズにも衝撃を与えるが、ヒナタはそんな双葉に「片思いでも(この仕事が)大好きだった」と語り、彼女に自分を超えて前に進むように諭し励ます。
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