その他、さまざまなサゲとは? わかりやすく解説

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その他、さまざまなサゲ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 02:28 UTC 版)

死神 (落語)」の記事における「その他、さまざまなサゲ」の解説

立川志らくは、一度火をつけることに成功するが、死神が「今日がお前の新しい誕生日だ。祝ってやるよ。」と言うと、男がつられてバースデーケーキノリで自ら火を吹き消してしまう、というパターン作ったまた、本人は、本編前に自分死神(の題目)をやったあとに談志がやった。弟子のを聞いて自分はじめた」という談話演じている。 7代目立川談志は、自著の中で「死神意地悪をして、せっかくついた火を吹き消してしまう」という最悪パターン作り出した千原ジュニア千原兄弟)が大銀座落語祭2008にて披露した噺では、無事に点火した蝋燭持って喜びながら帰宅するも、「昼間から蝋燭をつけるなんてもったいない」と妻にあっさり吹き消されるというオチをつけた。 5代目三遊亭圓楽は、前に倒れ込んだ後で自身の体の上緞帳降りてきてしまい、降りた緞帳から首だけ客席側にはみ出た状態になってしまうというハプニング見舞われ、「じゃあ、バイバイ」と言ってオチをつけたことがある。これは、その日前座であり、客席舞台照明をすべて落とす(すなわち、本来のオチタイミング全て任されている)役割でもあった伊集院光が、緊張のあまり誤って客席に近い位置座布団置いてしまっていたことが原因。このオチについて、当事者である伊集院は「古典落語初の"バイバイオチ"(にしてしまった)」と発言している。 6代目三遊亭円楽は、火をつけるのに成功し「これで高くして眠れる」と喜ぶ男に、死神が「ゆっくりお休み、そして目を覚まして枕元見てみろ。俺が座ってらぁ」と語るオチをつけた。また蝋燭洞窟のくだりで「緑色の今にも消えそうな蝋燭」を示して「それが歌丸だ!放っていたってすぐ消える」という、『笑点』におけるいじりネタ持ち込んだ。 「その蝋燭葬式用の蝋燭だからすぐに死んじまう」と言われた後にすぐ死ぬというオチ笑福亭鶴瓶は、この噺の設定自体変えて老人死神美しい女性にし、「主人公の男の幼馴染で、初恋相手ある男助けるために現れた」という恋愛物要素盛り込んだ筋にしている。サゲは、男にかつて想い寄せていたことを告白し、男もまたこの女想い寄せていたことを告げ二人両想いだったことがわかる。蝋燭移し替え成功し安堵したところで、女を抱こうとし明るいからと蝋燭吹き消してしまう。それを見た女が「あぁ、これで一緒になれた」と漏らす。 快楽亭ブラックは、最後蝋燭の火を移し替えるくだりで実際に蝋燭取り出して点火し着物脱ぎ褌一丁になって蝋燭プレイ始めるという、彼らしいとんでもないサゲ考案している。 柳家喬太郎は、サゲ蝋燭火が消えるくだりを語った後で最近亡くなった人を追悼するセリフ入れることもある。

※この「その他、さまざまなサゲ」の解説は、「死神 (落語)」の解説の一部です。
「その他、さまざまなサゲ」を含む「死神 (落語)」の記事については、「死神 (落語)」の概要を参照ください。

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