お茶の水女子大学附属小学校とは? わかりやすく解説

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お茶の水女子大学附属小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/23 22:19 UTC 版)

お茶の水女子大学附属小学校
北緯35度43分8.3秒 東経139度43分59.4秒 / 北緯35.718972度 東経139.733167度 / 35.718972; 139.733167座標: 北緯35度43分8.3秒 東経139度43分59.4秒 / 北緯35.718972度 東経139.733167度 / 35.718972; 139.733167
過去の名称 東京女子師範学校附属小学校
東京女子師範学校附属練習小学校
東京女子師範学校附属小学校
東京女子師範学校附属女児小学校
東京女子師範学校附属小学校
女子高等師範学校附属小学校
東京女子高等師範学校附属小学校
東京女子高等師範学校附属国民学校
東京女子高等師範学校附属小学校
お茶の水女子大学文教育学部附属小学校
国公私立の別 国立学校
設置者 国立大学法人お茶の水女子大学
校訓 自主協同(教育目標)
設立年月日 1877年2月1日
創立記念日 9月20日
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード B113110000061
所在地 112-8610
東京都文京区大塚二丁目1番1号
外部リンク お茶の水女子大学附属小学校
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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お茶の水女子大学附属小学校(おちゃのみずじょしだいがくふぞくしょうがっこう、: Elementary School Attached to Ochanomizu University)は、東京都文京区大塚に所在する国立小学校。略称は「お茶小」。

設置者は国立大学法人お茶の水女子大学。幼稚園から大学まで同じキャンパスに存在する。

概要

  • 大学は女子大学であるが、附属幼稚園・小学校・中学校は男女共学である。
  • 帰国児童教育学級がある。

校訓

  • 教育目標 - 「自主協同
    • 自分で考えて正しく判断し、進んで行動する子を育成する。
    • 自然と人間を大事にし、情操の豊かな子を育成する。
    • 健康で、気力体力が充実し、意志の強い子を育成する。

校章

  • 八稜鏡[1]を背景に、中央に「小」の文字を配している。

校歌

沿革

  • 1877年明治10年)
  • 1878年(明治11年)7月2日 - 東京女子師範学校附属練習小学校と改称。
  • 1881年(明治13年)4月 - 再び東京女子師範学校附属小学校に名称が戻る。
  • 1882年(明治14年)7月10日 - 東京女子師範学校附属女児小学校と改称。
  • 1885年(明治17年)8月26日 - 東京師範学校女子部附属小学校と改称。
  • 1886年(明治18年)4月29日 - 高等師範学校附属小学校に統合。
  • 1890年(明治23年)3月25日 - 女子高等師範学校附属小学校と改称。
  • 1892年(明治25年)4月30日 - 分教室(単級小学校)を設置。
  • 1893年(明治26年)3月 - 分教室を附属小学校第3部と改称。
  • 1904年(明治37年)4月 - 第3部において2部授業を開始。
  • 1908年(明治41年)3月31日 - 東京女子高等師範学校附属小学校となる。
  • 1909年(明治42年)4月1日 - 第3部に特別学級を設置。
  • 1911年(明治44年)2月 - 第3部に裁縫を中心とした修業年限2年程度の補習科を設置。
  • 1914年大正3年)2月16日 - 第3部の補習科を廃止。
  • 1941年昭和16年)4月1日 - 国民学校令により、東京女子高等師範学校附属国民学校に改称。
  • 1944年(昭和19年)8月 - 附属国民学校児童が東村山郊外園へ疎開。(〜1945年(昭和20年)4月まで)
  • 1945年(昭和20年)4月 - 富山県へ再疎開。(〜1946年(昭和21年)3月まで)
  • 1946年(昭和21年)4月 - 授業を再開。
  • 1947年(昭和22年)
    • 3月 - 高等科を廃止。
    • 4月1日 - 東京女子高等師範学校附属小学校(新制)として発足。附属中学校(新制)を設置。
  • 1952年(昭和27年)4月1日 - 東京女子高等師範学校の廃止に伴い、お茶の水女子大学文教育学部附属小学校と改称。
  • 1980年(昭和55年)4月1日 - 附属学校部が組織され、お茶の水女子大学附属小学校(現校名)となる。

選抜

  • 現在の一般募集人数は毎年50名(男25・女25)であるが、志願者数が募集人数の60倍近くに上る。このため入学試験ではまず第一次検定として抽選が行われ、約3000名の応募者のうち男女各210名程度が第二次検定(行動観察・実技・面接等)を受けられる。第二次検定合格者男女約50名ずつでさらに第三次検定の抽選を行い、男女各25名・合計50名が合格となる。

制服

  • 男女ともに「お茶の水」バッジを着用する。
    • 女子 - 夏服は水色、冬服は紺色で多くの生徒が校内では上着を脱いだ校内着で過ごす。
    • 男子 - 白のポロシャツと紺の半ズボンで、冬には上着を着用し学帽を着用する。夏服は白の半袖ポロシャツとグレーの半ズボンであるが、

グレーの上着(中間服)を着用することもできる。

学校行事

  • 入学式、卒業式は同キャンパス内のお茶の水女子大学講堂(徽音堂)で行われる。
  • 運動会では、たてわり班で1年生から6年生までで、協力して行われている。
  • のぎくという、伝統的な踊りがある。

著名な出身者

【50音順】

その他

  • かつては幼稚園から高校まで内部進学で上がり、その上でさらにお茶の水女子大学を卒業した者を「お茶漬け」と呼んでいた。

アクセス

関連事項

脚注

  1. ^ 瑞花双鳳八稜鏡(ずいかそうほうはちりょうきょう) - 文化庁文化遺産ウェブサイト
  2. ^ 「磨かなければ」という意味。
  3. ^ a b c 藤井裕久「わが人生 藤井裕久<7>」『神奈川新聞』神奈川新聞社、神奈川、2020年12月9日、第28126号、9面、全国書誌番号:00061495

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