東京学芸大学附属大泉小学校とは? わかりやすく解説

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東京学芸大学附属大泉小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/21 15:24 UTC 版)

東京学芸大学附属大泉小学校
北緯35度44分42.0秒 東経139度35分20.3秒 / 北緯35.745000度 東経139.588972度 / 35.745000; 139.588972座標: 北緯35度44分42.0秒 東経139度35分20.3秒 / 北緯35.745000度 東経139.588972度 / 35.745000; 139.588972
過去の名称
東京府大泉師範学校附属小学校
東京府大泉師範学校附属国民学校
東京第三師範学校附属国民学校
東京第三師範学校附属小学校
東京学芸大学東京第三師範学校附属小学校
東京学芸大学附属大泉小学校
東京学芸大学教育学部附属大泉小学校
国公私立の別 国立学校
設置者 国立大学法人東京学芸大学
設立年月日 1938年昭和13年)
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード B113110000043
所在地 178-0063
東京都練馬区東大泉五丁目22番1号
外部リンク 東京学芸大学附属大泉小学校
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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東京学芸大学附属大泉小学校(とうきょうがくげいだいがくふぞくおおいずみしょうがっこう、: Oizumi Elementary School Attached to Tokyo Gakugei University)は、東京都練馬区東大泉にある国立小学校。設置者は国立大学法人東京学芸大学

概要

歴史
1938年昭和13年)に開校した東京府大泉師範学校附属小学校を前身とする。2022年(令和4年)に創立84周年を迎えた。
教育目標
「自ら学び、自ら考え、ねばり強く取り組む子ども」「支え合い、ともに生きるども」「たくましく、清い心の子ども」
校章
東京第三師範学校の時は菊の葉がモチーフとなっていたが、現在は菊の花を背景に「小」の文字を置いている。
同窓会
「泉友(せんゆう)会」と称する。
特色
  • 東京学芸大学の附属小学校として、小学校教員免許取得希望者の教育実習が行われている。
  • 1969年(昭和44年)に国内の小学校では初の帰国子女対象の特設学級が設置され、海外帰国児童への教育研究が行われてきた。2007年(平成19年)に国際中等教育学校が設置されたことに伴い、国際をキーワードとした改革が行われることとなった。
  • 」と結び付けられることが多く、児童を「菊の子」と呼び、年中行事で児童たちが春から菊(1年生から4年生は小菊、5年生から6年生は大輪菊を育てる)を育てて、同時に畑で育てた野菜を味噌汁にする「きくまつり」等の独特な行事がある。

沿革

  • 1938年昭和13年)- 東京府大泉師範学校が開校。附属学校として「東京府大泉師範学校附属小学校」が開校。
  • 1941年(昭和16年)- 国民学校令により、「東京府大泉師範学校附属国民学校」と改称。
  • 1943年(昭和18年)- 改正師範教育令による師範学校の官立(国立)移管・改称により、「東京第三師範学校附属国民学校」と改称。
  • 1947年(昭和22年)- 学制改革に伴い、「東京第三師範学校附属小学校」と改称。
  • 1949年(昭和24年)5月 - 新制大学東京学芸大学の発足により、「東京学芸大学東京第三師範学校附属小学校」と改称。
  • 1951年(昭和26年)4月 - 東京第三師範学校の廃止に伴い、「東京学芸大学附属大泉小学校」と改称。
  • 1969年(昭和44年)- 日本の小学校で、初めて帰国子女対象の特設クラス(ゆり組)を設置。
  • 1972年(昭和47年)4月 -「東京学芸大学教育学部附属大泉小学校」と改称。
  • 2004年平成16年)4月 - 東京学芸大学が国立大学法人化され、「東京学芸大学附属大泉小学校」(現校名)に改称。
  • 2023年(令和5年)12月 - 学芸大学附属大泉小一帯が大規模な火災時の避難所になった。

学校行事

3学期制をとっている。

1学期
2学期
  • 9月 - 教育実習
  • 10月 - 運動会
  • 11月 - きくまつり(開校祝賀会)、全校遠足
  • 12月 - 菊の子展覧会
3学期
  • 1月 - 全国研究発表会
  • 2月 - おわかれ音楽会(卒業生送別行事)、教育実習
  • 3月 - 卒業式、卒業パレード、六年生を送る会

著名な出身者

諸問題

2022年度に、当時5年生だった男子児童が、同級生らから複数回にわたるいじめを受け、被害児童は学校のアンケートで、何度もいじめ被害を訴えてきた。この児童の学級担任は、アンケートの都度、児童へのケアや、加害児童への指導をしたとしていたが、当初、管理職への報告をしないなど、組織的な対応がとられず、2022年12月に管理職への報告が行われたものの、児童は学校を欠席するようになり、2023年5月に他の学校に転校した。同校側は2023年4月に今回の事態を運営母体の東京学芸大学に報告し、大学側はいじめの重大事態であるとして、5月に文部科学省に報告した。今後、調査委員会を立ち上げ同校の対応を調査するとしている[1]

脚注

関連校

関連事項

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