おいだしとは? わかりやすく解説

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おい‐だし〔おひ‐〕【追(い)出し】

読み方:おいだし

追い出すこと。追放。「反対派の—にかかる」「卒業生コンパ

芝居寄席相撲などで、1日興行終わった時に打ち鳴らす太鼓追い出し太鼓打ち出し太鼓

遊里で、明け六つ午前6時ごろ)の鐘。泊まり客帰る時刻に鳴るのでいう。追い出し鐘。


追出し、追い出し

読み方:おいだし

サ行五段活用動詞追出す」「追い出す」の連用形である「追出し」「追い出し」、あるいは連用形名詞化したもの

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追い出し

読み方:おいだし
別名:追出し追いだし

追い出しとは、DTP組版において、行頭禁則文字や行禁則文字分離禁則文字などを調整するために字間広げることである。

句読点などの行頭禁則文字が行頭に配置されている場合の追い出しの手段としては、前行末の文字行頭禁則文字前に配置する方法挙げられる。この場合前行末に空白生じないように字間広げる

「(」などの行末禁則文字が行末に配置されている場合の追い出しは、行末禁則文字次行先頭配置し空白生じないように字間広げる分離禁則文字について同様な方法対応する

ちなみに、追い出しに対して字間詰めて調整することを追い込みという。

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校正:  あおり検版  一字下げ  板取り  追い出し  追い込み  DTPエキスパート  EDUPUB

追出

読み方:おいだし

  1. 興行物終ること、はねと同じ。
  2. 番組最後に太神楽かっぽれ一座のような賑やかなものを加えること。又は主任二軒ばね一人二軒の席のとりをつとめること)をする場合一軒中入り前などに出てしまうため、追出しつかってはねることになっている。〔芸能寄席落語)〕
  3. 〔芸〕番組最後に太神楽かっぽれ一座のような賑やかなものを加えること。又は主任二軒ばね一人二軒の席のとりをつとめること)をする場合一軒中入り前などに出てしまうため、追出しつかってはねることになっている
  4. 隠語番組最後に太神楽活惚一座のような賑かな物を加える事、是は若い真打であつたり、又は主任二軒ばねをする場合一軒中入り前などに出てしまう為、追出しを使つてはねる事になつている。
  5. 以前落語寄席は大抵畳敷きで、お客一々履物預けていた。雨の日には傘という厄介ものまであるイザ帰へるとなると預けておいた下駄や傘を貰うのに相当混雑をするので、切席になるとお客の尻が落ちつかない。それでこれを防ぐために切席どつさり真打)の芸人が出る時にはそのあと元老格の大看板曲芸奇術等の軽い色物つけ足すことにしていて、これを追出しといつていた。(※以下略

分類 寄席寄席落語芸能芸能界落語界

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