『真・不気田くん』に登場する女性
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「不気田くん」の記事における「『真・不気田くん』に登場する女性」の解説
蔵野星子 鏡に「アラクネ・アラクネ・アラクネ」と唱えるまじないでカエル王子(不気田)を呼び出した。 テスト答案を盗んできた鏡の中の不気田に合わせ鏡を行うことで鏡の世界が現実となり、不気田と恋人にされてしまう。醜い不気田を嫌った星子は鏡を割って元の世界に戻そうとするが、それをきっかけに不気田はアラクネを思い出して去り、星子は不気田を愛していたことに気づく。 糸野奇子(あやこ) 6歳。山田博士死亡後、時系列としては最新のアラクネの生まれ変わり。 両親がトラックで轢死し、不気田と山田博士が住んでいた洋館に住むことに。呪いのせいで、無理に愛を求めると相手が死んでしまうと悟った不気田は、奇子の部屋の天井裏から見守って望みだけを叶え続けた。不気田の心臓を持つ奇子は誰も愛せないまま、成長しても洋館に住み続けている。 マユ子 12歳、中学1年生。不気田の身体を調査している薬品会社の研究員の娘。 居候してきた不気田が虫捕りに出かけた折に出くわしたクラスメートの門城チヨ子に惚れて以降、彼への恋心に気づく。不気田に貸した人形がチヨ子の分身となっていることに気づいて川に捨ててしまい、チヨ子と不気田どちらも失ってしまう結果となる。 門城チヨ子 中学1年生。マユ子のクラスメートで、美人だが誰も好きにはならない。 偶然マユ子が連れていた不気田と出会ってから、人形を依り代として夢の中で好き放題されてしまう。疲れ果てて直談判に行くも、マユ子が人形の秘密を暴いて川に捨てたことで同じように川へ落ちて溺死してしまう。 網野糸子 夢で逢った「金の男」を求めるアラクネの生まれ変わり。出生時から心臓が2つあった。 外出時に水中から現れた不気田を発見した後不気田が同じクラスに転入し、付きまとわれる。学園祭で蜘蛛男に扮する不気田に捕まり、アラクネの記憶を取り戻して不気田の顔を金の斧で切り落としている際に他クラスの男子の愛によってアラクネの憑依が解け、心臓も1つに戻った。 山田博士 前作から引き続き続投するキャラクターで、不気田へ永遠の愛を誓って博士となり、心臓のない不気田に移植手術を行って不死身の呪いを解こうと試みるがことごとく失敗。30~40年ほど医学的見地から不気田の身体を元に戻すために奮闘するもアラクネの呪いに抗えず、晩年は医学シンポジウムに向かう飛行機が墜落して死亡。 白井ユキ 一見男子に見えるため「ユーキ」と呼ばれる中学2年生。容貌に劣等感を抱いている。 幼少期に出会った不気田に女であることを見透かされた記憶を持って中学生になるが、休学中だったとされる不気田が突然クラスに現れ、以前会った姿と変化がないことに疑問を抱く。後をつけて不気田の家を突き止め、山田博士に不死身の秘密を明かされる。不気田が初めて友達と認めた女性だがユキ本人は恋愛感情を抱いていることに気づいてしまい、山田博士に自身の心臓を不気田に捧げるよう頼み込む。不気田はユキに心臓を返して消えてしまい、その日を境にユキは美しい容貌へと成長していく。しかし、真実の愛を知ってしまったユキは不気田と同じように成長しても誰も愛せなくなった。
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