『帰ってきたウルトラマン』に登場するフェミゴン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 07:16 UTC 版)
「フェミゴン」の記事における「『帰ってきたウルトラマン』に登場するフェミゴン」の解説
『帰ってきたウルトラマン』第47話「狙われた女」に登場。 元々は宇宙空間をさまよう小さな光球(人魂)で、それ自体が高度な知性を持っている。この球体は何かに乗り移ることで怪獣化でき、地球上では自由行動用の身体を得るためにMATの丘隊員へ憑依して怪獣化する。その影響で、丘は通信時に通信機器の電源を切るなど、普段ではありえないミスを犯して組織機能を混乱させる。怪獣化した後は口から強力な火炎を噴射し、房総半島のコンビナートのタンクを襲撃して壊滅させたうえ、MAT基地の壊滅まで目論む。 ウルトラマンジャックとの戦いでは初戦に苦戦するものの、背後から飛び付いてきた彼の腹部を背中の鋭い棘4本で突き刺し、鋭い牙で頭部に噛みついて引きずり回す。その直後、MAT海底基地を目指して海へ入るが、追撃してきたジャックと海底で再戦する。初戦とは違って劣勢に陥り、岩盤に頭部を何度も叩きつけられたうえ、顎の突起を引きちぎられると怯んで逃走を図るが、最後は背後からウルトラスパークを受けて自身の本体と丘の身体を分離され、球体は消滅する。 スーツアクター:遠矢孝信 デザイン:井口昭彦。デザインイメージは人魚で、手をヒレに変えるように指示されていたが、デザイン画通りに造形された。 スーツは背中のコブの部分にスーツアクターの頭が入るようになっており、首は操演で動かしている。 別名はオープニングではひとだま怪獣だが、資料によっては人魂怪獣と表記されている。 作中でジャックがフェミゴンを倒す際の展開は誰にも目撃されていないため、後年の『ウルトラマンメビウス』第33話で本作品の登場個体が紹介される際にはスペシウム光線で倒されたと解釈されている。
※この「『帰ってきたウルトラマン』に登場するフェミゴン」の解説は、「フェミゴン」の解説の一部です。
「『帰ってきたウルトラマン』に登場するフェミゴン」を含む「フェミゴン」の記事については、「フェミゴン」の概要を参照ください。
- 『帰ってきたウルトラマン』に登場するフェミゴンのページへのリンク