『帰ってきたウルトラマン』に登場するゴーストロン
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「ゴーストロン」の記事における「『帰ってきたウルトラマン』に登場するゴーストロン」の解説
『帰ってきたウルトラマン』第8話「怪獣時限爆弾」に登場。 通常は地中で生活している小型の地底怪獣。動きは鈍く、視力も20メートル程度しか見えないほど退化しているが、聴覚が発達しており、音に反応すると通常より動きが速くなる。1日に約20キロメートル地底を掘りながら移動する。武器は口から放射する火炎だが、かなり命中率は低い。主に金を食べている。 地上に出ていたところをMATのパトロール機に発見され、郷隊員操縦のマットアロー2号が発射した岸田隊員発明の新型ロケット弾「X弾」が尾に被弾するが、発射の際に誤って10時間後にタイムリミットを迎える時限装置がセットされたまま、地中へ逃亡する。その後、東京都心へ向かう動きを一時みせるが、方向を変えて日々化学のダイナマイト工場が存在する青木高原へ向かった際に偵察中のマットジャイロの飛行音と工場のサイレンに反応し、そのまま工場のそばに居座って眠り込む。やがて、音には敏感に反応することを見破った郷が、マットジープに装備したサイレンを使って工場から引き離すことに一時成功するが、またしても工場のサイレンに反応し、元の位置へもどってしまう。郷が変身したウルトラマンジャックもX弾とダイナマイト工場のために光線技を使用できずにいたが、一旦地中へ潜ったジャックに真下から身体を持ち上げられ、そのまま空の彼方に運ばれた末に宇宙でタイムリミットを迎え、爆死する。 スーツアクター:遠矢孝信(ノンクレジット) 着ぐるみは第1話「怪獣総進撃」に登場するアーストロンの改造。 書籍ではアーストロンの弟とされているが、劇中での言及はない。 放映当時の雑誌では「身長:55メートル、体重:4万4千トン」と説明されており、これが公式設定とされていたが、劇中で「身長:40メートル、体重:2万トン」と説明する台詞があることから、後年には改定された。しかし、改定以前の作品である『ザ☆ウルトラマン』への登場時には、前者を踏襲している。
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