『帰ってきたウルトラマン』に登場するグドン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:13 UTC 版)
「グドン」の記事における「『帰ってきたウルトラマン』に登場するグドン」の解説
『帰ってきたウルトラマン』第5話「二大怪獣東京を襲撃」、第6話「決戦! 怪獣対マット」に登場。 中生代・ジュラ紀に棲息していた三縞竜の一種で、同時代に存在していた怪獣ツインテールを常食としている。怪力の持ち主で、表皮はMATのMN爆弾も通用しないほど頑丈である。両腕のムチを敵の体に突き刺して強力な毒液を注入する。奥多摩の第2採石場から出現した後、ツインテールと共闘する形でウルトラマンジャックを撃退し、その激戦の爪痕として東京を壊滅状態に陥れる。だが、MATの麻酔弾で両目を潰されて失明したツインテールに尻尾を噛まれ、逆上して噛み殺す。そのことがジャックの再起につながり、最後はスペシウム光線で倒される。 スーツアクター:遠矢孝信(ノンクレジット) 劇中では「三綺竜」という架空の分類単位に属すると解説され、池谷のデッサン画が図鑑の1ページとして登場する。 造形は高山良策。デザインのない背面は、皮膚のディテールを活かしてファスナーの開閉部が隠されている。頭部を抜く型は、後に『シルバー仮面』に登場するワイリー星人の造形にも使用されている。 第37話「ウルトラマン夕陽に死す」の第1稿シナリオではナックル星人(シナリオ段階での名前はマルチ星人)によって再生され、スピンキックの能力分析用の怪獣としてジャックと戦う予定だった。劇中でナックル星人がスピンキックに言及するのは、その名残である。
※この「『帰ってきたウルトラマン』に登場するグドン」の解説は、「グドン」の解説の一部です。
「『帰ってきたウルトラマン』に登場するグドン」を含む「グドン」の記事については、「グドン」の概要を参照ください。
- 『帰ってきたウルトラマン』に登場するグドンのページへのリンク