『帰ってきたウルトラマン』に登場するアーストロン
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『帰ってきたウルトラマン』第1話「怪獣総進撃」に登場。 ウルトラマンジャックが実体化した後、最初に戦う怪獣。怪力と口から吐き出すマグマ光線と鉄の2000倍の強度を持つ尻尾を武器とする。また、マットアローのミサイルをも撥ね返す鋼鉄のように頑丈な皮膚を持つ。 朝霧山に出現し、熱線で周辺の山村を焼き払う。異変を察知して現れたジャックと格闘になり、弱点の角を折られて逃走を試みるものの、頭部にスペシウム光線を受けた後、そのまま火口へ転落して噴火に巻き込まれ、爆死する。 スーツアクター:遠矢孝信(ノンクレジット)当初はJFAの若手俳優が演じていたが、ジャックのデザインにNGが出た(詳細は帰ってきたウルトラマン#デザインを参照)ことから撮り直しとなり、その際に撮影現場を訪れた本編監督の本多猪四郎が元のスーツアクターでは動きに迫力が足りないと指摘したため、遠矢が演じることとなった。 撮影当初、東宝特美が造形した着ぐるみには胸から腹部にかけてゴメスのような装飾が存在していたが、力強さを出すために除去された。当初はデザイン画に準じて腹部が塗り分けられていたが、改修後ではほぼ同色に全体が塗られ、角が白っぽく塗り分けられている。東宝特美で安丸によって造型された着ぐるみは硬くて演技しにくいことから、撮影前に動きやすくしようと改造された。改造前の写真が書籍などに掲載されたほか、ソフビ人形や怪獣消しゴムになったこともある。 企画段階では「鳴門海峡から現れてジャックを倒し、アーストロンの再襲来の脅威を抱きながら、日々特訓しながら怪獣と戦う」というストーリーになる予定だった[要出典]。 着ぐるみは、第8話「怪獣時限爆弾」に登場するゴーストロンに改造された(詳細はリンク先を参照)。
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