『帰ってきたウルトラマン』に登場するムルチ
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『帰ってきたウルトラマン』第33話「怪獣使いと少年」に登場。 魚類と動物の中間生物である怪獣。川崎の河原に激しい雨とともに出現して暴れていたところ、善良な宇宙人であるメイツ星人の超能力で高速道路付近の河原の地底に念動力で封印されていたが、公害による大気汚染で衰弱したメイツ星人が宇宙人を恐れる民衆から少年の良を助けようとして警官に射殺されたため、封印が解けて復活する。 武器は口から吐く高熱の強力な破壊光線や、ビルを叩き壊せる怪力に長い尻尾と巨大なヒレ。復活後は人間たちを襲い、周囲の工場を壊滅させる。その惨状を自業自得と評して応戦を拒むも最終的には変身した郷秀樹=ウルトラマンジャックとの戦いでは、怪力を活かした張り手などで善戦したものの、最後はウルトラリフターで炎の海の中へ投げ込まれ、スペシウム光線でとどめを刺される。 スーツアクターは遠矢孝信と記載されている資料もあるが、遠矢は『スペクトルマン』の九州ロケに参加していたため、当時所属していたジェファーの若手が演じたと証言している。 デザインは熊谷健。頭部はサケがモチーフ。デザイン画では体表に模様が存在した。 予告編では必殺ブレスレットが飛ぶとあるが、本編ではウルトラブレスレットは使われていない。
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