『やべっちスタジアム』
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「やべっちFC〜日本サッカー応援宣言〜」の記事における「『やべっちスタジアム』」の解説
インターネットのスポーツ配信サービスであるDAZNの日本法人(DAZN Japan)が、有料契約者・インターネット限定のサッカー情報番組として2020年11月から『FOOTBALL PROGRAM YABECCHI STADIUM(やべっちスタジアム)』を制作することを決定。同月29日から、動画のライブ配信を開始した。 『やべっちスタジアム』では、本番組とほぼ同じ時間帯である毎週日曜23:00から最新回の動画をライブ配信する(当分の間は初回配信からのディレイ視聴が可能)ほか、本番組で人気を博していた企画(「デジっちが行く!」「ハーイ!やべっち」 など)を継承。本番組のレギュラー経験者からMCの矢部とコメンテーターの中山・名波・中田が揃って出演したり、本番組を踏襲したタイトルロゴ・スタジオセット・テロップを使用したりするなど、「事実上の後継コンテンツ」としての体裁を整えている。その一方で、アシスタントには、本番組の初期と同様に女性タレント(黒木ひかり)を起用。進行役のアナウンサー(田口尚平)を、スタジオの外に配置している。さらに、事実上の時間枠拡大(1回あたりの配信時間は45-55分程度)を受けて、J1に限らずJ2の公式戦も全試合ダイジェスト動画付きで取り上げるなど、独自の趣向を織り交ぜている。 『やべっちスタジアム』の制作と配信を担うDAZN Japanでは、「サッカーのシーズン中に加えて、試合がない期間も契約者がサッカーを楽しめるようなコンテンツ」や「普段Jリーグしか観ていないファンにも、海外のサッカーリーグしか観ていないファンにも、お互いのリーグの楽しさを伝えられるようなコンテンツ」の可能性をかねてから検討。矢部がかねてから同じようなビジョンを持ち合わせていたことも相まって、「子供から大人まで楽しめるサッカー番組」というコンセプトの下に、本番組の終了2ヶ月後からの『やべっちスタジアム』配信開始に至った。DAZN Japanの日本国内向けサービスにおいて、バラエティ色を交えたレギュラー番組の制作は異例で、全編をスタジオで進行するレギュラー番組のライブ配信は初めてである。 ちなみに矢部は、本番組と『やべっちスタジアム』について、「僕はサッカーが好きで、(学生時代に)サッカーを挫折した人間だからこそ、プロの選手をリスペクト(尊敬)したい。本番組が始まるまでのサッカー番組のMCは、日本サッカーのダメなところを指摘する一方で、海外サッカーを褒めちぎっていた。そのような姿勢にすごく違和感があったので、(本番組のMCとして)『プロ選手を絶対にけなさない』という姿勢を貫いてきた。DAZNでもそのスタンスは続けていきたいし、戦術を語るような(サッカー通好みの)コアなチャンネルが他にあった方が、『やべっちスタジアム』の良さが生きるかな」「生(ライブならでは)の良さは絶対にあるので、DAZN(Japan)がスタジオ番組の生配信を初めて試みることは大きい。しかも、本番組とほぼ同じ時間に(生配信が)始まることは、『僕の生活リズムもほぼ変わらない』という意味でもありがたい」と述べている。
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