「The Home Run」とは? わかりやすく解説

「The Home Run」(ドジャース時代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 01:21 UTC 版)

カーク・ギブソン」の記事における「「The Home Run」(ドジャース時代)」の解説

初のナ・リーグとなった1988年は、終盤に足を痛めた132試合打率.290、25本塁打75打点活躍しチーム地区優勝貢献ニューヨーク・メッツとのナ・リーグチャンピオンシップシリーズは、メッツ有利がささやかれていた。第3戦ではシェイ・スタジアムで、ムーキー・ウィルソン打球を足を滑らせ膝立ちになりながらもキャッチ。第4戦は同点延長戦となり、12回表に決勝のソロホームランを打つ。そして第5戦では5回表に3点本塁打放つなどの活躍で、チームワールドシリーズ進出貢献したワールドシリーズも、ホセ・カンセコマーク・マグワイアらの強打を誇るオークランド・アスレチックス有利と予想されていた。このシリーズでは、ギブソンは足の故障悪化させて走ることができず、スターティングラインナップからは外された。迎えた本拠地ドジャー・スタジアムでの第1戦。1回裏ドジャース2点先制するが、アスレチックスは2回表にカンセコ満塁本塁打であっさり4-2逆転ドジャース打線その後アスレチックスエースデーブ・スチュワート抑えられ、6回に1点返し4-31点差に迫るが、アスレチックスは9回裏にその年45セーブをあげたリリーフエースデニス・エカーズリー(のち殿堂入り)が登板。すぐに2アウトを取るが、代打の、マイク・デービス英語版)が四球出塁続いてギブソン投手アレハンドロ・ペーニャの代打起用される。 デービス二塁盗塁成功。3ボール、2ストライクフルカウントからエカーズリーが投げた、彼が得意とするローボールの、スライダー片手打ちのようにスイングすると、打球右翼スタンドへの逆転サヨナラ2点本塁打となったギブソン二塁ベースから三塁へ向かう途中で見せた独特の両腕をパシッと前後出したポーズ日本でも放映された。そして、足を引きずりながらダイヤモンド一周する姿はこの年MLBハイライトと言えるシーンとなったギブソンがこのシリーズ出場したのはこの1試合、1打席きりであったが、永遠に語り継がれるであろう一打となったドジャースオーレル・ハーシュハイザー力投もあって4勝1敗でアスレチックス下し、両リーグワールドチャンピオン経験した。なお、このワールドシリーズから30年後の2018年10月27日ドジャースタジアムでのワールドシリーズ第4戦でエカーズリーとギブソンによる始球式が行われた。 そして、その年のナ・リーグMVP選出された。シーズン成績特筆すべきものではなかったが、プレイオフワールドシリーズでの印象的な活躍によって選ばれた。 詳細は「en:Kirk Gibson's 1988 World Series home run」を参照 その後1989年1990年はいずれ故障100試合以下の出場とどまり1990年限りFAとなってドジャースを去る。

※この「「The Home Run」(ドジャース時代)」の解説は、「カーク・ギブソン」の解説の一部です。
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