「社会の木鐸」終了から現在
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「アール・エフ・ラジオ日本」の記事における「「社会の木鐸」終了から現在」の解説
「社会の木鐸」終了後の番組編成は当初、競合他局との差別化を図る意図から劇的な変化を避け、ミッキー安川を長年に渡って、複数番組で重用。没後も実子のマット安川を起用している他、演歌番組も多く編成するなど、高齢者志向を続けた。報道面は2009年(平成21年)11月に深夜放送「ラジオ時事対談」を開始。神奈川県を地元とする議員や実業家のトーク番組が多い等、遠山時代の名残だけでなく、現在提携関係にある読売新聞・日本テレビの影響もあり、保守的傾向となっている。 2000年代以降は以前 排除したアイドル系タレントが参加する若者向けの番組が主に週末を中心に増え、アニラジを復活。イメージ払拭のキャッチフレーズに「こんな番組もやってます」として、夜のアイドル パーソナリティの写真を中心に散りばめた広告戦略を打っている。2015年春より、深夜枠「ラジオ日本NEXT」を開始。アイドル番組枠を大幅に増やした。 2016年秋から形式的にはDJを入れ、番組として編成しているが実態はフィラーと言う枠(ミュージックコンボイ、ザ・スタンダード、Midnight Mix、フォーエバーミュージック、ミュージックセレクション、ウェイクアップミュージック)も深夜帯を中心に放送している。放送枠を買い、外部の通販会社などが自社商品を販売する「スポンサー販売」によるラジオショッピングを数多く放送している。 2022年現在の編成部長 高橋充は日刊スポーツに掲載した、ラジオ日本 特集のインタビューで経営体力的に人気タレントの起用が厳しい分、無名であっても個性的なパーソナリティを起用して、マニアックで面白い番組作りの姿勢を1980~1990年代のテレビ東京になぞらえ「少し前のテレビ東京の様なイメージの局を目指したい」とコメントしている。
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