「はるかな」ペア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 19:23 UTC 版)
「はるかなレシーブ」の記事における「「はるかな」ペア」の解説
物語の中心人物。物語開始時点では高校2年生。劇中では「はるかな」ペアと通称されているが、公式大会などでは「大空・比嘉」ペアとも表記される。 同い年の従姉妹同士で、遥がかなたの自宅に居候する形で同居している。自宅の庭先には、「かなたビーチ」と通称されている砂浜がある。 大空 遥(おおぞら はるか) 声 - 優木かな 身長172cm。3月26日生まれ、東京都出身、AB型。 本作の主人公。物語冒頭で東京から沖縄へ引っ越してくる。長身でおおらかな性格で、他人からは何も悩みがなさそうに見られているが、女子高校生としては長身ゆえに似合うサイズの服や靴が少ないことに悩んでおり、「でかい」と言われることを気にしている。 脇腹が弱点で、事あるごとにかなたに突かれている他、お尻の大きいことも気にしていて、彩紗には毎回の様にいじられている。スポーツは得意で、バスケットボールや陸上競技の経験はあるが、ビーチバレーに関しては初心者である。 人の話はあまり聞かないが、他人の心を動かすようなエンパシー(共感力)を持っていると評されており、かなたを初めとする周囲の人物の意識を変えていく。 比嘉 かなた(ひが かなた) 声 - 宮下早紀 身長151cm。4月6日生まれ、沖縄県出身、O型。 ビーチバレー選手としては小柄で、引っ込み思案。かつては母親の勧めもあり、小学4年生でビーチバレーを始めた当時は長身を武器にしていたものの、その後は身長が伸びなかったうえ、過去の成功体験に固執して意識やプレイスタイルを変えられずに屈折してしまったという過去を持つ。両親の死をきっかけに、かつてのパートナーであった成美と疎遠になってしまい、物語開始時点ではビーチバレーの世界から遠ざかっていた。 原作第7話(テレビアニメ版第3話)でエミリの「余計なお節介」を助言として受け入れて以降は、過去のスタイルを捨ててトリック系のショットを多用するようになり、かろうじて取れるボールで相手を走らせつつ、執拗なレシーブで体力勝負に持ち込むプレイスタイルを得意とする。 前向きだった過去の自分を取り戻したいという想いを持ち、遥に連れられて再びビーチバレーの世界に戻ってきたことで、昔からの知り合いたちとの関係を築き直していく。 劇中ではこのことに関し、バレーボール用語であるレシーブ(英語: receive)の語源(ラテン語: re + capere)には「取り戻す」という原義があるという、本作の表題に絡めた言及がある。
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