未成魚
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未成魚(みせいぎょ)とは魚類の成長過程における段階の一つを指す(稚魚の次の段階)。一般的に使われることが多い、幼魚(ようぎょ)や若魚(わかうお)はこれに含まれる。その種として見分けが付く程度に成長しているが、成魚とは紋様などの外見的特徴が異なることが多い[1]。しかし種によっては大きさを除いた外見(色、模様、体形など)が、成魚とそれほど変わらないものもある。行動の様子や生理機能は成魚のそれに近づく。
- 1 未成魚とは
- 2 未成魚の概要
幼魚(ようぎょ、英: fry)
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「魚類用語」の記事における「幼魚(ようぎょ、英: fry)」の解説
孵化してから成魚になるまでの一般的な名称。仔魚、稚魚、未成魚ほど厳格に扱われていない。
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幼魚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 01:20 UTC 版)
本種は雌雄の大きさでも奇妙だが、それ以上に奇妙な点として、表層で過ごす幼体時の形態が挙げられる。 幼魚は体色が乳白色だが、目の部分が著しく飛び出しており、目から糸が伸びて体に繋がっているような姿であり、それは体長の半分ほどにもなる。成長して生息深度が深くなるとともに、目は少しずつコイル状に巻かれ、最後には顔に完全に癒着する。成体になるとその痕跡も消えて幼魚の面影はなくなる。また、腹部から細い糸状に消化器官が伸びているが、これも成長とともに体内へと引き込まれていき、体内に完全に収納される。 幼魚と成魚の姿が違いすぎることから、かつてはスチロフタルムス属という別属に分けられていた。この長く伸びた目で視界を拡げて外敵から身を守ると言われるが、明らかではない。この幼魚時の姿が和名の由来である。 本種のように珍妙な幼魚期を持つ深海魚には、本種の幼魚に酷似したギンソコイワシと、体の突起が伸びたフシギウオ、成魚になると目が前方に突出するボウエンギョ、腹鰭が退化して、体の模様がなくなるイレズミコンニャクアジ等といったものがいる。
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「 幼魚」の例文・使い方・用例・文例
- 子供たちはサケの幼魚を川に放流した。
- 幼鳥、幼魚、そして幼い爬虫類が孵化する
- タラの幼魚
- 特にニシン・スプラット・キュウリウオの食用幼魚
- ノルウェーではイワシとして缶詰になる様々な(スプラット以外の)各種のニシンの幼魚
- 2歳までのサケの幼魚
- 大西洋経済水域にいる、小さいが勇敢なカワカマスの幼魚
- ウナギの幼魚
- 大西洋産の重さが2ポンド以内のタラの幼魚の肉
- 鮎の幼魚
- 黒鯛の幼魚
- 毛仔という,鯉などの幼魚
- 鰯類の幼魚
- 鱸という,魚の幼魚
- 鮪の幼魚
- 青仔という幼魚
- 鰤という魚の幼魚で,体調40センチぐらいのもの
- 幼魚が自力で餌をとれるようになるまで栄養分を供給する器官
- 今年,同研究所は完全養殖された幼魚5万匹を養殖業者に出荷しており,その数は昨年の約3倍となっている。
- 近(きん)畿(き)大学水産研究所と水産総合研究センターは昨年10月,養殖されたクロマグロの幼魚を和歌山県沖で放流した。
幼魚と同じ種類の言葉
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