あまり【余り】
読み方:あまり
[名]
1 使ったり処理したりしたあとになお残ったもの。残り。余剰。「—の布切れ」「シチューの—を冷凍する」
3 (感情などを表す連体修飾語を上に付けて副詞的に用いる)程度がはなはだしくて引き起こされた結果として。「うれしさの—に涙が出る」「案件の成立を急ぐ—委員会が混乱した」
1 程度のはなはだしいさま。予想を超えているさま。「値段が—に高い」「—な剣幕に恐れをなす」
2 話にならないほど度が過ぎてひどいさま。あんまり。「—な仕打ちに怒る」
[副]
1 度を越しているさま。過度に。あんまり。「—勉強するとからだを壊すよ」
2 (あとに打消しの語を伴って)特に取り立てていうほどでないさま。それほど。あんまり。「—出来はよくない」
[接尾]
1 数量を表す語に付いて、それよりも少し多い意を表す。以上。「百名—の従業員」
あんまり【▽余り】
まり【▽余り】
余り
剰余
( 余り から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/16 01:36 UTC 版)
数学において剰余(じょうよ、英: remainder)とは、ある種の計算を実行した後の「あまり」の量を指す。算術においては、剰余とはある整数を別の整数で割って(除法、割り算)商を得る際に「あまる」整数のことを指す(整数除法)。多項代数学においては、剰余とはある多項式を別の多項式で割った際の「あまり」を指す。剰余演算は被除数(dividend)と除数(divisor)が与えられた際にそのような乗除を得るような演算である。
- ^ Smith 1958, p. 97
- ^ Ore 1988, p. 30. ただし剰余が0の(すなわち、正の数でない)場合でも「正剰余」と呼ばれる。
- ^ Ore 1988, p. 32
- ^ Pascal ISO 7185:1990 6.7.2.2
- ^ “C99 specification (ISO/IEC 9899:TC2)” (2005年5月6日). 2018年8月16日閲覧。
- ^ “Built-in Functions — Python 3.10.7 documentation” (2022年9月9日). 2022年9月10日閲覧。
- ^ Larson & Hostetler 2007, p. 154
- ^ Rotman 2006, p. 267
- ^ Larson & Hostetler 2007, p. 157
- ^ Weisstein, Eric W.. “Polynomial Remainder Theorem” (英語). mathworld.wolfram.com. 2020年8月27日閲覧。
「 余り」の例文・使い方・用例・文例
- 40年余り
- そのにおいは余りにもひどかったので涙が出た
- すでに三十年余りの月日が流れました
- それが水余り状況に陥っています
- ホチキスの留め方が余り上手でないのが、彼の特徴だ。
- この1年余り、預貯金で生活をしてきました。
- 母は食欲が無く、この2~3日余り食べてないそうだ。
- 私は余りに忙し過ぎて旅行にも行けない。
- 余りに忙し過ぎて旅行にも行けない。
- それは余りにも愚かすぎる。
- 彼の優しさは彼の小さな欠点を補って余りある。
- 彼女の長所は欠点を補って余りある。
- 私の両親の家は、ここから電車で2時間余り離れています。
- もしかしたら、余り馴染みのないイベントかもしれない
- 私はあまり英語が得意ではなかったころは、ミーティングに参加しても、相手の言っていることが余り理解できていませんでした。
- もし、営業が余りうまく行っていないのであれば、例えば、強く売り込む前に、相手のニーズを引き出すようにしてはいかがでしょうか?
- 発注してから商品が届くのが余りに遅いので、注文をキャンセルしたいと思います。
- 不慮の事故でご子息を亡くされたご心痛は察するに余りあります。
- 料理は余りおいしくなかったが、その他の点では、そのパーティーは成功だった。
- 余り他人に頼っては行けない。
余りと同じ種類の言葉
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