( )-Isoleucineとは? わかりやすく解説

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イソロイシン【isoleucine】

読み方:いそろいしん

必須アミノ酸の一。無色結晶で、溶けるたんぱく質構成成分化学式C6H13NO2


D‐イソロイシン

分子式C6H13NO2
その他の名称(-)-イソロイシン、D-Isoleucine、(-)-Isoleucine、(-)-D-Isoleucine
体系名:(2R,3R)-2-アミノ-3-メチルペンタン酸、(-)-D-イソロイシン、D-イソロイシン


イソロイシン

分子式C6H13NO2
その他の名称L-Isoleucine、(2S,3S)-2-Amino-3-methylpentanoic acid、(+)-Isoleucine、(+)-イソロイシン、L-(+)-2-アミノ-3-メチル吉草酸、L-(+)-Isoleucine、L-(+)-2-Amino-3-methylvaleric acid、L-(+)-イソロイシン、Isoleucine、L-2-アミノ-3-メチル吉草酸、(+)-L-Isoleucine、[2S,3S,(+)]-2-Amino-3-methylpentanoic acid、NSC-46708、L-2-Amino-3-methylvaleric acid
体系名:L-Ile-OH、イソロイシン、L-イソロイシン、[2S,3S,(+)]-2-アミノ-3-メチルペンタン酸、(+)-L-イソロイシン、(2S,3S)-2-アミノ-3-メチルペンタン酸


イソロイシン

英訳・(英)同義/類義語:Ile, isoleucine, I , Ile, isoleucine

タンパク質構成するαアミノ酸一つで、ロイシン構造異性体略号Ile, I

イソロイシン

(( )-Isoleucine から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/14 09:53 UTC 版)

L-イソロイシン
識別情報
CAS登録番号 73-32-5 
PubChem 791
ChemSpider 6067 
UNII 04Y7590D77 
KEGG D00065 
特性
化学式 C6H13NO2
モル質量 131.17 g mol−1
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

イソロイシン (isoleucine) はアミノ酸の一種で2-アミノ-3-メチルペンタン酸(2-アミノ-3-メチル吉草酸)のこと。側鎖 sec-ブチル基を持つ。略号は Ile または Iロイシン構造異性体である。「アイソリューシン」と英語読みで音訳される。

疎水性アミノ酸に分類される。蛋白質構成アミノ酸の1つで、必須アミノ酸である。糖原性ケト原性を持つ。

代謝

生合成

2-オキソブタン酸からバリンに類似した経路で、各種酵素によって合成される。すなわち、アセト乳酸シンターゼ (EC 2.2.1.6) およびケトール酸レダクトイソメラーゼ (EC 1.1.1.86) によって生成したジヒドロキシカルボン酸が生成する。次にジヒドロキシ酸デヒドラターゼ (EC 4.2.1.9) の作用により脱水を受けて α-ケトカルボン酸となり、これが分枝鎖アミノ酸アミナーゼ (EC 2.6.1.42) でグルタミン酸からアミノ基を受け取り、イソロイシンが生成する。

代謝性疾患

イソロイシンの分解は、以下の代謝性疾患で障害される。

立体異性

 
L-イソロイシン (2S,3S) & D-イソロイシン (2R,3R)
 
L-allo-イソロイシン (2S,3R) & D-allo-イソロイシン (2R,3S)

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