小島家とは? わかりやすく解説

小島家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 02:43 UTC 版)

渡る世間は鬼ばかりの登場人物」の記事における「小島家」の解説

勇(いさむ) 演 - 角野卓造 五月の夫。幸吉キミ夫婦長男久子・邦子の兄。亭主関白風だが、実は優しい性格1953年生まれ誕生日実際12月27日であるが、縁起がいいことを理由1月1日となっている。 五月考え理解する良き夫であるが、母に頭が上がらないため五月をかばえず、無言になった逃げ出したりする。妹たちのわがままには最初反対するも、結局は振り回されるため妹たちにもほとんど頭が上がらない家業を継ぐために中卒進学できなかったことに多少不満を感じている。酒飲みではないが、本間英作訪ねてくると一緒に泥酔し日頃鬱憤晴らし母親や妹の悪口を「くたばれクソババァ」とまで言い放つ料理の腕は抜群であり、「幸楽」の餃子焼売一度食べた者は絶賛し、店は常連客賑わい繁盛している。故あって小島家に同居することになった加津にも実の子供たち同じよう接する。娘の愛に対して結婚するまで過剰なほど厳しい父だった。第6シリーズではキミアメリカ行って留守の間バー「くるみ」に入りびたり美人局にあったこともある。 第9シリーズでは金田と誠や商店街友人源太らと渡鬼おやじバンド結成ギターボーカル担当大井精機25周年記念パーティデビューしその後商店街秋祭りケアホームライブを行う。また、最終シリーズ第22話では加津からCMソング新曲依頼され第25話でそれが採用される。そして、第42話でついにCDデビューを果たすこととなる。 2012年では足を怪我した母、キミリハビリ妹たち仕事手が付けられないことを痛感しキミリハビリのために通院手伝うことを決意する。これが初めての親子水入らずの時を楽しむ時間となる。 ×キミ 演 - 赤木春恵× 幸吉の妻で勇らの母。1930年2月18日生まれ第5シリーズでは2月11日生まれ)。 青森から出てきて幸吉裸一貫ラーメン屋台から商売始めついには都内一等地で「幸楽」を開くまでになる。昔気質人間で、頑固かつ独善的な性格息子夫婦(特に嫁の五月)や、その子供である内孫の愛や眞に厳しいが、娘とその孫と聖子には甘い。また、娘の姑や婚家五月姉妹たちや実家である岡倉家批判するが、自分自身五月への態度には問題感じていない。シリーズ当初稀に筋の通った主張をしていたが、聖子登場して以降単なる憎まれ役のような立場となり理不尽な部分増している。岡倉でも五月へのいびりはよく知られており姉妹たちはなるべく近づかないようにしていた。教育などは無用で、手に職をつけ真面目に働くのが一番という考え持ち主である。 加奈と登を眞と愛と一緒に北海道キャンプに行かせた際の費用を勇が出した事にして実は五月出した事も分かっている。 表向き厳しい事を言うが、実際甘く五月誕生日には3万円渡し、「内緒にして」と言ったり、喜寿祝いおかくら開催される時も行かない突っぱねたが、縄付けでも連れてけとこぼしている。 第7シリーズ47話で(誕生日翌日2005年2月19日に)脳血栓倒れて半身軽度麻痺が残る不自由な身体となり、最終回久子と邦子によってアメリカ・ニューヨーク移住し加奈のもとで療養することになる。キミアメリカへの渡航費用生活費野々下支払うが、のちに加奈から断られる。 それから6年半あまり経つころ、最終シリーズ第37話久子発言から「(アメリカで暮らすのに嫌気が差すようになり)日本暮らしたいと言い第46話で「幸楽」に戻りたいことを明かす。 そして、最終シリーズ最終回加奈付き添われ帰国し、「幸楽」へ戻ってくる。以前比べ懸命なリハビリによって歩けるようになるまでに回復し、右半身にあった軽度麻痺なくなっている。しかし、リフォームしたキミ部屋見て加奈が「狭すぎる」などと言ったため、久子提案久子マンションへ行くことになる。しかし、本当は「幸楽」で過ごしたい思い加奈安心させるため、加奈久子たちの前で久子たちと暮らすと嘘をつき、翌日久子加奈成田国際空港送り、邦子が仕事行っている隙を見て一人再度幸楽」へ戻る。そして、「幸楽」は自分生きる場所であることや、五月と暮らすべく一緒にもう一度働きたいと、日本に帰国たかった理由明かし五月も本当はキミ帰り待っていたため、これを受け入れる。最後に久子来て本当に幸楽」でいいのか問い詰めると、最終的には勇や五月キミ本当思い通し久子折れ、再び「幸楽」および小島家で暮らすことになる。そして内孫眞の結婚披露宴にも出席でき、孫夫婦門出祝って見届けた2012年では、「幸楽」の店で転倒し足に怪我負い、しばらく車椅子生活することとなり、「幸楽」および小島家を出て久子マンションで暮らすことを決意する。足のリハビリのための通院には勇が付き添い初めての親子水入らずの時を楽しむ。2013年では食卓談笑していた。 2016年は、仕事忙しくて面倒を見られなくなった久子によって、老人ホーム入居させられる事を久子五月に話していて五月からは「お止めすればよかったです…」と涙を流されていた(だが2015年SPでは既にこの事を五月の口から葉子話している場面があり矛盾がある)。 2017年は、一度久子マンション戻っていたが難聴足腰が立たなくなった為再び老人ホーム戻った事を久子から話されている(その時五月から普段中々面倒をみれないのでおかくら配当貰った100万円をキミへのお小遣いとして久子渡している)。 2019年時点死去しており四十九日法要営まれた。 遺産五月にという遺言状残しており、当初久子と邦子からクレーム付いたが、久子には借金肩代わりアメリカで喫茶店開業資金2000出している、邦子へはマンション購入工場設立時資金出している生前贈与で、老人ホーム費用も勇が払っていた事から、幸吉の時と違い悶着はなかった。元々は喜寿祝い後に倒れた時に五月へと遺言残しており、野々下にも邦子は受取拒否署名させられた。 ×幸吉こうきち) 演 - 佐藤英夫× 第1シリーズ第1話 - 第7話登場キミの夫で勇らの父。 青森から上京しキミと共に裸一貫ラーメン屋台から商売始め、そして都内一等地で「幸楽」を築き上げた。舅として時には五月に厳しく接し口数少なく物言いぶっきらぼうである。しかし、自分勝手な主張からではなく五月孫たち思って発言である。五月大吉節子会いに行く際には、大吉たちへの気遣い忘れない他、五月にのんびりしてこい」と気持ち良く送り出している。 孫を可愛がっており、愛が生まれた年には1ヶ月分の店の売上注ぎ込んで雛人形買った事でキミ叱られた事が加津の為に飾った時に勇が語っている。 ところが1990年11月22日第1シリーズ第7話)、店内で突然倒れて植物状態になる。脳出血診断その後奇跡的回復遂げるが、その際死期悟り、勇に弁護士を呼ばせ、「幸楽は勇と五月に」という遺言述べ二度目脳出血で息を引き取る。なお、勇がすぐに弁護士を呼ばなかったために彼の急死により、小島家に遺産相続問題浮上することになる。 「幸楽」の店名は「幸吉」の「幸」からとったものである。 眞(しん) 演 - えなりかずき 初期は脇を務める事がほとんどであったが話が進むにつれ岡倉姉妹同様メインエピソード増え最終シリーズでは物語キーパーソン中心的人物になり五月同様全話登場している。 五月勇夫婦の長男。愛の弟。のちに貴子の夫となり、香の父親になった1985年生まれ同居する祖母叔母たちに辛くたられる両親や姉を幼い頃から常に助け家業ラーメン屋忙しいときは積極的に手伝うなど、思いやりのある性格小さいころから家業ラーメン屋を継ぐものと考え進学時には迷うことが多い。従兄弟である隆に付き合って一緒に勉強していたため私立中学にも合格するが、入学はしない中学生のころからはインターネットにはまり、高校行かずネット勉強すると言って両親困らせるその後努力結果一浪経て東京大学合格する第8シリーズでは吉野杏子結婚片思い第9シリーズでは大井貴子との結婚問題、その貴子の父が経営する会社大井精機」への就職問題で、母と対立するが、貴子との結婚も「大井精機」への就職認められる。しかし「大井精機」は買収され就職も駄目になる。その後杏子税理士事務所紹介されてそこに就職。さらに、会社明け渡した貴子の父は新し仕事を見つけ中国行き貴子も父に同行すること決意したため、別れることとなり、結婚の話も破棄となる。最終シリーズでは公認会計士試験受験し合格する第7話)。さらに長谷部まひるに振り回されたことで、まひるの祖母からは恋人同士思われ、力矢と五月もまひるとの交際認める。 貴子のことは彼女が中国行ってからも愛し続けるが、貴子が父の病気帰国し、眞を愛しているがゆえに病気父親抱え自分眞の重荷になると考えて結婚断られたときは失望するその後最終シリーズ39話で貴子話し合い貴子気持ち考えて互いに合意の上で、結婚白紙に戻すこととする。しかし、第45話自分と貴子との結婚強く望む壮太の強い後押しと、壮太依頼協力したまひるの努力によって後押しを受け、電話越し貴子プロポーズをする。そして、貴子はこれを受け入れ結婚することになる。五月はまひるを推していたため、貴子との結婚知ったときは破局したと思い気に入らない様子だったが、道隆貴子一緒に幸楽」へ挨拶し行ったときに、道隆思い通したことで、五月からも貴子との結婚認められる。誠は「眞に貴子もまひるももったいないしありえない常識的に考えれば貴子やまひるは荘太や望か隆と結婚、加津が不憫なので加津と結婚して幸楽切り盛りしてほしい」と言うその後大井家で暮らすが、2012年では、貴子との生活に嫌気がさしてしばらくの間幸楽の家に戻ってくる。貴子が外で働くことを提案し、それを道隆了承したことで再び大井家で暮らすことになる。 2015年道隆施設入所させることを貴子合意の上入所させた。 大井小島 貴子(たかこ) 演 - 清水由紀 第9シリーズから登場大井精機社長令嬢。輝の姉。1987年生まれ。眞より2歳下。のちに眞の妻となり、香の母となった。元々は弟の家庭教師をしており、その縁で知り合った初期優しく、かつ強い心を持った女性で、人前ではめったに泣かず笑顔見せ性格であったが、最終シリーズからは父親病状もあり根暗感情的被害者意識が強い部分見せはじめる。それに伴い五月との関係も2016年妊娠期間中に五月自身身の回り面倒をみる事を拒絶した事を境に悪化していき自己中心的でわがままでヒステリックな部分増えていく。学生時代柔道をやっていたほか、介護施設訪問していた。おやじバンドマネージメント行いメンバーは彼女の笑顔元気付けられる会社買収され仕事中国に向かう父に同行する五月はまひるを気に入っており貴子との結婚反対していた。 しかし、最終シリーズ序盤で父の病気帰国深夜工事現場で働く。その後五月大吉紹介で「おかくら」でのアルバイトも行う(第10話)。また、眞を愛するがゆえに病気父親抱え自分眞の重荷になると考えて結婚断り続け、第39話で眞と話し合い互いに合意の上で、結婚白紙に戻すこととする。しかし、第45話自分と眞との結婚強く望む壮太の強い後押しと、それに協力したまひるの努力によって後押し受けていた眞から電話越しプロポーズされ、これを受け入れて眞と結婚することになり、最終回正式に眞と結婚式挙げる2012年では眞と離婚危機迎えるが、両者の親たちの協力もあり復縁する。 2015年道隆施設入所させた。 2017年長男・香を出産2018年は眞が仕事ばかりで子育て非協力的だと香を残し家出をする。 以前親戚付き合い大事だと言っていたのが、2019年豹変して親戚づきあいは鬱陶しいからと法事もさっさと切り上げているほか家出してしまう。 香(こう) 演 - 柳田湊大、浅田弦寿 眞・貴子夫婦長男2017年春誕生

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