エボルグリム
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「クイズマジックアカデミーの登場人物」の記事における「エボルグリム」の解説
登場作品:EVO-輝 「グリムバスターズ・EVO」モードの敵役。生徒キャラクター(暁の賢者)にそっくりな白髪の軍団で、トーキョー世界のゼンコク各地で瘴気を発生させる「クサビ」を設置している。「進化したグリム」という意味でストーリー上ではシャロンが命名した(一方でエボルグリム側は自分の元となった人物を「オリジナル」と呼んでいる)。稼働後のアップデートで声が追加された(声優はオリジナルと同一)。バトル時には人間態から動物を模したグリムの姿に変身する。下記はゲーム内での対戦順(2人1組で登場する場合はグリム・○○××のように並列表記となり、対戦中の声やカットインはどちらか1人がランダムで登場する〈ただし、一回の戦闘中で登場するキャラが変わることはない〉)。ストーリーの流れとしては原則初登場時1週間→他のエボルグリムを挟んで再登場→再登場で敗北し封印されるという形になっており、再登場時には変身後の配色が変化する場合がある。 XIVではマナを取り戻したトーキョー世界において魔法の悪用を防ぐ「守人」となるべくオリジナルとともに魔法を学ぶ。XVではイベント「ワイワイアカデミー」が開催され、2週間ごとに1名がトーナメントなどのモードに登場し対戦できる(当初はCOM枠がある場合でも必ず参戦するわけではなかったが、アップデートによりCOM枠がある場合は必ず参戦するようになった)。また、各キャラクター毎に独自の通り名が付いている。リコードアリーナモードでプレイヤーがオリジナルだった場合は専用の台詞が用意されている。 プロフィールのうち、身長・好きなもの・嫌いなもの・誕生日(全員2月21日で統一。XVのセイメイの誕生日イベントに準拠)は『カードコネクト』の「QMAガチャ4時間目」の排出カードに記載されている。 グリム・レオン 声:檜山修之 ワイワイアカデミー通り名:「赤き瞳の銀髪少年」 フジサン近郊のアラクラヤマにて「暁の賢者」一同が初めて遭遇したエボルグリム(エボルグリムの中では最後の対戦相手でもある)。オリジナルのレオン以上に好戦的だが、敵対者への言動には冷たさがあり、仲間のエボルグリムに対する態度にも辛辣さがある。グリム態は赤い鬣を生やしたライオン。 グリム・サンダース 声:稲田徹 ワイワイアカデミー通り名:「誰がオッサンじゃい」 トーキョーに「クサビ」を設置するべく強襲を仕掛け、オーダイヴァにあるナナイロブリッジにて一同が迎え撃つこととなったエボルグリム。長いリーゼントヘアーとバンカラ風の服装と言葉遣いが特徴。クサビがまだ設置されていない状態でも戦闘は可能だが、本人の言によると行動には時間制限があり、それを不便に思っている。グリム態はリーゼントヘアーと角を生やした雄牛で、大砲やキャタピラーを備えたさながら「猛牛戦車」。 グリム・メディア 声:喜多村英梨 ワイワイアカデミー通り名:「風紀いいんかい」 「クサビ」が設置されたヒメッチの純白の古城で一同が遭遇したエボルグリム。オリジナルのメディアと同じく回復魔法が得意だが、露出度の高い服装や言葉遣いが特徴の不良ギャル然としており、なおかつ攻撃を受けると快感を感じるマゾヒストながら、回復魔法ですぐさまどんなダメージも癒す。また、対戦相手を「クランケ」と呼ぶ。グリム態はピンクの髪の雌豹。再登場が一番早かったため、ストーリー上最初に封印されたエボルグリムである。 グリム・リエル 声:後藤邑子 ワイワイアカデミー通り名:「パーフェクト家政婦」 ヤマシタパークに突如として現れ、「クサビ」を設置したエボルグリム。同じくエボルグリムのグリム・シャロンに仕えているメイドで、服装もメイド服であるが短刀を所持している。グリム・シャロンとは主従関係ながら、辛辣な言葉を平然と放つなど、その関係はオリジナルのリエルとシャロンのそれと比べても明らかにおかしい。グリム態は緑の髪の黒い犬で、口に先述の短刀を咥え、腰には手裏剣を2つ装着したくの一と忍犬が組み合わさったようなスタイル。 グリム・アイコ 声:釘宮理恵 グリム・マヤ 声:加藤英美里 ワイワイアカデミー通り名:「長期スリーパー」(グリム・アイコ) ワイワイアカデミー通り名:「気合ブリバリぶっちぎり」(グリム・マヤ) ニャーゴヤの大通りに現れて「クサビ」を設置したエボルグリムで、合体して戦いを挑む。グリム・アイコは何事も面倒くさがるだらけた性格で、グリム態はアライグマ。グリム・マヤは木刀とマスクを装着したスケバンのような恰好で、荒っぽい口調で話す。グリム態はカラス。オリジナルの2人同様仲が良く、グリム・アイコがグリム・マヤを「マヤちん」と呼ぶことも一緒。 グリム・カイル 声:関通利 グリム・ユリ 声:広橋涼 ワイワイアカデミー通り名:「会いに行ける大魔王」(グリム・カイル) ワイワイアカデミー通り名:「比類なき求道者」(グリム・ユリ) グリム・サンダースと同じくナナイロブリッジに現れたエボルグリムで、合体して戦いを挑む。グリム・カイルは自身の力に非常に自信を持っており、グリム態はサングラスをかけた2頭のサメ。グリム・ユリは冷静沈着な性格でグリム態は龍のような姿をしており、グリム・カイルが変身したサメをグローブのように前足に持つ。 グリム・ミュー 声:竹達彩奈 ワイワイアカデミー通り名:「ぐるぐるどーん!!」 オキナーの「クサビ」を守っているエボルグリム。目撃者からは幽霊として認識されている。今回の任務や戦いを楽しむ明るい性格で、オリジナルのミュー同様、視覚的に効果のある魔法が使えるほか、トンちゃんに相当するサングラスと竹刀を持ち、なおかつ口髭があるダンディーな容姿の熊が一緒にいる。白いスクール水着(胸元の名札に「みゅう」と名前が書かれており、輝望の刻の入手できるカスタマイズアイテムでは、使用キャラの名前が平仮名で書かれているが、男子生徒はパンツ型で向かってパンツの右上に名前が書かれている。また、アロエの場合は表記が「あろゑ」となり、ミューの場合は表記が「おねーちゃん」になる)に大きな上着を羽織っており、グリム態は紫色の髪が生え、大砲を装備したイルカ。 グリム・ヴァニィ 声:照井春佳 グリム・ヴァネッサ 声:照井春佳 ワイワイアカデミー通り名:「明日は明日のガセが吹く」(グリム・ヴァニィ) ワイワイアカデミー通り名:「非実在エボルグリム」(グリム・ヴァネッサ) 厳密にはエボルグリムではないが便宜上この項に記す。ヴァニィがエボルグリムは以前トーキョーに行った生徒たちの姿をコピーしたものだと推測したため、自分のエボルグリムはいないのだろうかと推測したのに対し、マロンが考案したエボルグリム。グリム・ヴァニィは黒の、グリム・ヴァネッサは赤の露出の高いバニースーツを着ており、グリム態はロボット。対戦ステージは宇宙。XIVのヴァニィの誕生日イベントではEVO同様、ヴァニィの夢の中で登場した。「ワイワイアカデミー」ではそれぞれ違う時期に登場した。 グリム・ルキア 声:桑島法子 ワイワイアカデミー通り名:「肝っ玉姐さん」 センダインの武将の像がある城跡で「クサビ」を守っているエボルグリム。次々と敗れるエボルグリムの仲間たちの仇を取ろうとした。片目に眼帯をしており、グリム態は乳牛。 グリム・アロエ 声:長谷優里奈 グリム・マラリヤ 声:永島由子 XIVおよびワイワイアカデミー通り名:「コケティッシュリルガール」(グリム・アロエ) ワイワイアカデミー通り名:「いじめないでください~」(グリム・マラリヤ) ナナイロブリッジに現れた3組目のエボルグリムで、合体して戦いを挑む。グリム・アロエは角・羽・尻尾の生えた小悪魔のような恰好で、ハルトやレオンを「お兄ちゃん」と呼んで誘惑する。グリム態は蝙蝠。グリム・マラリヤは気弱な性格だが、時々オリジナルのマラリヤと息が合う。グリム態は蛇。 グリム・アロエはコラボイベントキャラクターとして『ボンバーガール』にも参戦する。同時にXIVでもリコードアリーナおよびトーナメント・NEOのWANTEDイベントに登場する。 グリム・ユウ 声:佐藤利奈 ワイワイアカデミー通り名:「愛の暴走特急」 ホッカイの氷の城や熊の像がライトアップされている公園に登場したエボルグリム。性別が女性に変化している。背後にはQMA5以前のように「お姉様」と呼ぶグリム・サツキが幽霊として付き添っており、姉を慕っている一方で姉がオリジナルのユウに興味を示したことに激昂する。グリム態はクリオネ。戦いに敗れてグリム・サツキが消滅後に自らも封印される直前のオリジナルのユウとのやりとりから、慕う対象をオリジナルのユウに変え、「お兄様」と呼ぶようになる。XIVでもオリジナルのユウに対する姿勢は変わっていないが、他者に対する敵意は以前のままで、オリジナルの実の姉であるサツキであっても例外ではない。グリム・サツキ 声:無し グリム・ユウの背後にまるで幽霊のような姿で付き添っているエボルグリム。本来、エボルグリムは暁の賢者一同が最初にトーキョーへと赴いたのを元に作り出された存在であり、直接赴かなかったヴァニィや教師一同は例外であったことから彼女たちに対応するエボルグリムは存在しないはずであったが、オリジナルのサツキは現在ではなく昔の幽霊だった時の自分そっくりのエボルグリムが存在することについて「ユウはあの頃の私を心のどこかで覚えていて、その記憶がエボルグリムにも影響しているのかも」と推測している。なお公式ページのストーリー上は一貫して「サツキに似た女性」表記であり、公式サイドでの「グリム・サツキ」表記はTwitter公式アカウントのツイートで見られる。性格はオリジナルに比べて奔放な面があり、オリジナルのサツキをして「あれが私なのかしら、解せないわ」と戸惑わせるほど。最後は、ユウが自らグリム・ユウとグリム・サツキと直接対峙して注意を引き付けている間に、シャロンたちが無防備になった「クサビ」を破壊したことで瘴気の供給が途絶えたことにより消滅した。その後、グリム・ユウが他のエボルグリムと共に復活を果たした際、彼女が復活した様子は無かった。 グリム・タイガ 声:小野坂昌也 グリム・リック 声:日野聡 ワイワイアカデミー通り名:「イレギュラーに弱い系男子」(グリム・タイガ) ワイワイアカデミー通り名:「ビクトリー至上主義」(グリム・リック) カンサイのタワーが中央にある商店街に登場し、「クサビ」を設置したエボルグリムで、合体して戦いを挑む。グリム・タイガは白衣と眼鏡を着用するインテリキャラで、グリム・リックを含めた他者を頭が悪いとして見下す。グリム態は虎。グリム・リックはサングラスを着用し、上半身を露出して鉄パイプを持った不良少年のような外見。勝つためには痺れ薬や束縛する魔法など卑怯な手段も厭わない性格。グリム態は狼。2人の仲はかなり悪い。 グリム・セリオス 声:子安武人 ワイワイアカデミー通り名:「豪然たる忠臣」 ナナイロブリッジに現れた4組目のエボルグリム。赤いマントをまとった外見。オリジナルのセリオスが銀髪のため外見上はあまり違いはない。オーダイヴァ近辺を停電にするなど光を嫌い暗闇を好む。グリム態は鷲。 グリム・ヤンヤン 声:大原さやか グリム・ラスク 声:奥真紀子 ワイワイアカデミー通り名:「金持ち喧嘩する」(グリム・ヤンヤン) ワイワイアカデミー通り名:「ハングリースピリッツ」(グリム・ラスク) シューキュウの洋館に「クサビ」を設置したエボルグリムで、合体して戦いを挑む。盗みを働きオリジナルに濡れ衣を着せる。グリム・ヤンヤンは黒いチャイナ服の上からファー付きの上着を羽織っており、手には「金」と書かれたジュリアナ扇子を持っている。グリム態はパンダ。グリム・ラスクはゴーグルを着用した、やんちゃな雰囲気の外見で、荒っぽい言葉遣いで話す。グリム態はカマキリ。 グリム・ハルト 声:福山潤 グリム・クララ 声:田村ゆかり ワイワイアカデミー通り名:「インドア弁慶」(グリム・ハルト) ワイワイアカデミー通り名:「フレンドリーモンスター」(グリム・クララ) カナザウアーの駅に「クサビ」を設置したエボルグリムで、合体して戦いを挑む。グリム・ハルトはヘッドホンとチェック柄の赤いマフラーを着用し、ゲーム機のようなものを持っている。また、口調はオリジナルと違い小さい声でやや早口気味である。グリム態は蜘蛛。グリム・クララは赤いサングラスと髪飾りを着用した派手なものが好きで、ショッピングに行くことが趣味。グリム態は梟。オリジナルのクララを「オリジナル」と呼ばずに1回ごとに違うニックネームで呼び、戦闘前からすでに打ち解けていた。なおグリム・ハルトとの仲は良くない。 グリム・シャロン 声:浅野真澄 ワイワイアカデミー通り名:「残念系マスター」 ナナイロブリッジに現れた5組目のエボルグリム(登場自体はグリム・リエル戦が初。ストーリー上はグリム・シャロンの方がグリム・リエルより先に登場している)。グリム・リエルの仇を討つために現れたが、オリジナルのシャロンやリエルとの間で自分に起こる感情が理解できずに暴走する。グリム態は蜂。
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