スケバン
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スケバン(助番[1]、スケ番)は、中学校、高等学校において不良行為をする女子生徒のこと。不良少女、ヤンキー、ツッパリの事を指す俗語。1970年代初頭~1980年代後半、不良行為少年の態様の一つとして使用された言葉である。
- ^ 『助番』 - コトバンク
- ^ 出典:米川明彦編『日本俗語大辞典(第3版)』東京堂出版 2006年 302頁
- ^ a b c d e f g 「いまや国際的!『スケバン』ルック」『週刊読売』1975年5月10日号、読売新聞社、32-32頁。
- ^ 昭和の「スケバン」文化を語ろう!女番長はある種の最先端だった(週刊現代)
- ^ a b スケ番が好き! 〜昭和に咲いた美しきズベ公たち〜 前篇 - 花の絵
- ^ a b c 「東映『女番長』シリーズのすべて鈴木則文に訊く『女番長』シリーズ誕生秘話」『映画秘宝』、洋泉社、2009年4月、66-67頁。
- ^ a b 杉作J太郎・植地毅(編著)『東映ピンキー・バイオレンス浪漫アルバム』徳間書店、1999年、103頁。ISBN 4-19-861016-9。
- ^ a b 鈴木則文『東映ゲリラ戦記』筑摩書房、2012年、24頁。ISBN 978-4-480-81838-6。
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- ^ “女番長ブルース 牝蜂の逆襲”. 日本映画製作者連盟. 2017年10月29日閲覧。
- ^ 杉作J太郎・植地毅(編著)『東映ピンキー・バイオレンス浪漫アルバム』徳間書店、1999年、2頁。ISBN 4-19-861016-9。
- ^ 『日本不良映画年代記』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2016年、74-81頁。ISBN 978-4-8003-0900-6。
- ^ 杉作J太郎・植地毅(編著)『東映ピンキー・バイオレンス浪漫アルバム』徳間書店、1999年、44頁。ISBN 4-19-861016-9。
- ^ 女番長(スケバン)ゲリラ/東映チャンネル
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- ^ a b 『日本不良映画年代記』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2016年、63-65頁。ISBN 978-4-8003-0900-6。
- ^ a b 「代々木忠インタビュー 『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』」『映画秘宝』2011年2月号、洋泉社、70-71頁。
- ^ a b 「藤木TDCのヴィンテージ女優秘画帖 第44回 ラストスケバン・スタンディング その13」『映画秘宝』2010年2月号、洋泉社、99頁。
- ^ a b c d e f g h 「藤木TDCのヴィンテージ女優秘画帖 第50回 ラストスケバン・スタンディング その19」『映画秘宝』2010年9月号、洋泉社、99頁。
- ^ a b c 「藤木TDCのヴィンテージ女優秘画帖 第42回 ラストスケバン・スタンディング その11」『映画秘宝』2009年12月号、洋泉社、99頁。
- ^ 『セクシー・ダイナマイト猛爆撃』洋泉社、1997年、244頁。ISBN 4-89691-258-6。
- ^ ““スケバン刑事リレー”で30年ぶり大河出演 「西郷どん」斉藤由貴の代役は南野陽子”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2017年10月19日). オリジナルの2017年10月25日時点におけるアーカイブ。 2017年10月29日閲覧。テレビ東京 CINEMA STREET / スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ「映画・トピック・ジャーナル 来年はフジテレビと東映が手を結んで大作を企画中。ますます盛んになるテレビ局の映画製作。正月はアイドル対決。」『キネマ旬報』1986年8月下旬号、162-163頁。
- ^ a b c d 「藤木TDCのヴィンテージ女優秘画帖 第54回 ラストスケバン・スタンディング その23」『映画秘宝』2009年12月号、洋泉社、99頁。
- ^ 「女番長(本書では「スケバン」とルビあり)はスカートの長さと、上着の短さを競い合っていた。そして、男女ともにペチャンコにした学生鞄を提げていた。」(難波功士『ヤンキー進化論 不良文化はなぜ強い』光文社新書、2009年、103頁。ISBN 4334035000。)
- ^ 『ツッパリ少年少女カタログ』 大洋図書 1989年
- ^ 別冊宝島2611『80年代アイドルcollection』p.93.
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