うそ
うそ【×嘘】
読み方:うそ
1 事実でないこと。また、人をだますために言う、事実とは違う言葉。偽(いつわ)り。「—をつく」「この話に—はない」
3 適切でないこと。望ましくないこと。「ここで引き下がっては—だ」
[用法] うそ・いつわり——「嘘偽りは申しません」のように同義重複で用いたり、「嘘(偽り)を言う」のようにほとんど同義で用いられる。◇「嘘も方便」「嘘から出た実(まこと)」「そう来なくては嘘だ」「嘘のように晴れ上がる」のような慣用句や慣用表現の「嘘」は「偽り」に置き換えることはできない。◇「偽り」は「嘘」よりも意識的、作為的で、改まった言い方。「偽り」はまた、「彼の言動には偽りが多い」「偽りの愛」のように言葉以外に行動や態度で欺く場合にも用いられる。◇類似の語に「虚偽」がある。「偽り」と同義で、「虚偽の申告をする」のように、多く文書などに用いられる。
うそ【×嘯】
うそ【×獺】
読み方:うそ
カワウソの別名。おそ。
うそ【×鷽】
うそ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/06 14:49 UTC 版)
うそ
出典:『Wiktionary』 (2021/08/06 12:33 UTC 版)
名詞:嘘
うそ 【嘘】
- 真実と異なる事実を、真実ではないことを知りながら、相手が信じることを意図して伝達すること、またはその伝達した内容。虚言。詐話。
- 真実と異なっていること。まちがい。でたらめ。
- 人生に對する態度が變つて來れば、この集に對する態度も變つて來るに違ひない。/實際變るに違ひない。また變らなければ嘘である。(石川啄木『歌集「嘲笑」序文』)〔1910年〕[4]
- 私はその手の柔かい感触を覚えているようにも思う。が、そう言えば、やはり嘘になろう。以来数十年、この手がそんな幼い時の感触を純粋に残しているはずがない。(外村繁『澪標』)〔1960年〕 [5]
- 世には演劇の見物の幹事をして、それを縁に、俳優と接吻する貴婦人もあると云うから。/もっともこれは、嘘であろう。(泉鏡花『婦系図』)〔1907年〕 [6]
- 私が巨万の富を蓄えたとか、立派な家を建てたとか、土地家屋を売買して金を儲けて居るとか、種々な噂が世間にあるようだが、皆嘘だ。(夏目漱石『文士の生活』)〔1914年〕 [7]
- つくり話。虚構。
- 信じられないこと。まぼろし。不思議。
- かりそめ。時期外れ。
- (「うそ」「うそだ」「うそだろう」などの形で感動詞的に)信じられない、驚いた、困った、などのニュアンスを表す。
語源
- 「うそぶく」からか?
関連語
- 類義語: 空言, 虚言, 虚構, 詐偽, 詐欺, 妄言, 妄説, 架空, 偽り, ほら, だまし, 捏ち上げ, 出鱈目, 出任せ
- 対義語: 本当, ホント, 誠
- 派生語: うそつき, うそなき, 嘘から出た実, 嘘と坊主の頭はいったことがない, 嘘も方便, 嘘吐きは泥棒の始まり, 真っ赤な嘘
- 熟語: うそをつく
翻訳
名詞:鷽
うそ 【鷽】
名詞:獺
うそ 【獺】
翻訳
名詞:嘯
うそ【嘯】
- くちぶえ。
翻訳
鷽
鸴
「うそ」の例文・使い方・用例・文例
- 私はうそなんかつかない
- 「彼はうそつきかい」「とんでもない」
- 彼はうそをついたと認めた
- 彼にうそをついたことを後悔した
- 彼は君にそんなうそをついたのかい.犯罪者も同然だな
- 腹黒いうそで固めた話
- 彼女は買収されてうそをついた
- とうとう最後のろうそくが燃え尽きてしまった
- ろうそくで食事をとる
- ろうそくをともす
- 彼女はバースデーケーキの上にある17本のろうそくをすべて吹き消した
- 風でろうそくの炎が揺らいだ
- 彼が君のことをうそつきだと言ってるのが気にならないの?
- 彼らはだれかに彼女を密かに見張らせてうそを見抜いた
- 意図的につくうそ
- 彼女はとんでもないうそつきだ
- うそをつく子どもをしかる
- 彼は自分のうそが高いものについた
- この広告はうそだらけだ
- 彼は彼女にわざとうそをついた
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