三省堂 大辞林 |
しらじらし・い 5 【白白しい】
〔古くは「しらしらし」と清音〕
(1)はっきりそうではないということがわかるさま。見えすいているさま。
「―・いうそをつく」「頤(あご)で頷(うなず)いて満面に―・い追従笑を浮べつ/社会百面相(魯庵)」
(2)知っていて知らないふりをするさま。そらぞらしい。
「知らないなどと―・いことがよく言えるな」
(3)興ざめな感じである。
「いみじう美々しうてをかしき君たちも、随身なきはいと―・し/枕草子 48」
(4)白い。白く見える。
「よそに降るものとこそ見め白雪の―・しくもおもほゆるかな/重之集」
[派生] ――さ(名)
「しらじらしい」の用例一覧
森鴎外 百物語 (青空文庫)
を引き寄せた事であった。なんでもそこへなまめいた娘が薄茶か何か持って出ることになっていた。その若衆のしらじらしい、どうしても本の読めそうにない態度が、書見と云う和製の漢語にひどく好く適合していたが、この滑稽を舞台の外で、今繰...
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新美南吉 花をうめる (青空文庫)
( みりょく ) もないものになってしまった。ときどきそこで遊んでいて、ここには何もかくされてはないのだと思うとしらじらしい気持ちになり、美しい...
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宿命 (青空文庫)
どもそれが丁度あてはまる[#「あてはまる」に傍点◎]やうな、どんな特別な「仕事」も今日の地球の上に有りはしない。むしろ私をして、地球を遠く圈外に跳躍せしめよ。 宿醉の朝に 泥醉の翌朝に於けるしらじらしい悔恨は、病ん...
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