アカコッコ
名称: | アカコッコ |
ふりがな: | あかこっこ |
種別: | 天然記念物 |
種別2: | |
都道府県: | 定めず |
市区町村: | 東京都・鹿児島県 |
管理団体: | |
指定年月日: | 1975.02.13(昭和50.02.13) |
指定基準: | 動1 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | S50-1-024アカコッコ.txt: 日本にだけ周年生息するいわゆる狭い意味での日本固有鳥類は10種あり、このうちすでに4種が指定されている。アカコッコもこのなかまで地域開発等で個体数が少なくなってきている種類である。 アカコッコはツグミ大の鳥で、羽色はアカハラに類似し、その生息地は伊豆諸島であり、特に八丈島・三宅島・青ヶ島など伊豆諸島南部には周年生息し、稀には、千葉・静岡・三重など本州太平洋岸地域に冬期飛来することもある。また、屋久島にも生息していることが知られていたが、現在、その生息は確認されていない。 このような特種な分布をしているアカコッコの習性は、現在のところまとまった詳細な報告がないばかりか、南方系の鳥なのか、北方系の鳥なのかについても諸説があり、なぞにつつまれた部分の多い野鳥でもある。 |
天然記念物: | ■(ジ)状珪石および噴泉塔 いぶき山イブキ樹叢 アカガシラカラスバト アカコッコ アカヒゲ アサヒヒョウモン アビ渡来群游海面 |
アカコッコ
(あかこっこ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 05:35 UTC 版)
アカコッコ(島赤腹[5]、学名:Turdus celaenops)は、鳥綱スズメ目ツグミ科ツグミ属に分類される鳥類。
- ^ a b BirdLife International. 2018. Turdus celaenops. The IUCN Red List of Threatened Species 2018: e.T22708803A132076271. doi:10.2305/IUCN.UK.2018-2.RLTS.T22708803A132076271.en. Accessed on 04 January 2023.
- ^ a b Thrushes, Gill F, D Donsker & P Rasmussen (Eds). 2020. IOC World Bird List (v10.1). https://doi.org/10.14344/IOC.ML.10.1. (Downloaded 12 June 2020)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 山本裕 「アカコッコ」『レッドデータブック2014 -日本の絶滅のおそれのある野生動物-2 鳥類』環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室編、株式会社ぎょうせい、2014年、124-125頁。
- ^ a b c d e f 松田道生 「アカコッコ」『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著、講談社、2000年、202頁。
- ^ a b c 安部直哉 『山渓名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年、24頁。
- ^ 望月英夫 (1993). “伊豆大島でのアカコッコの繁殖”. 日本鳥学会誌 (日本鳥学会) 41 (1): 263-272. doi:10.3838/jjo.41.22.。
- ^ a b 加藤陸奥雄、沼田眞、渡辺景隆、畑正憲監修 『日本の天然記念物』、講談社、1995年、672、675頁。
- ^ a b 川上洋一『絶滅危惧の野鳥辞典』、東京堂出版、2008年、198-199頁。 ISBN 978-4-490-10730-2
- ^ a b c d e f 叶内拓哉、阿部直哉、上田秀雄『山渓ハンディ図鑑7 新版 日本の野鳥』山と溪谷社、2014年。 ISBN 978-4-635-07033-1
- ^ 「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令」の閣議決定について(国内希少野生動植物種の指定等) 国内希少野生動植物種一覧(環境省・2020年6月12日に利用)
- ^ a b 世界で初めて、絶滅危惧種の鳥アカコッコの周年の利用地域を把握しました(日本野鳥の会・2020年6月12日に利用)
- 1 アカコッコとは
- 2 アカコッコの概要
- 3 出典
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