うそぶ・く 3 【▼嘯く】
(1)平然として言う。
「運が悪かった、と―・く犯人」
(2)大きなことを言う。ほらを吹く。
「世界一になってみせると―・く」
(3)口をつぼめて強く息を吐く。また、口笛を吹く。うそむく。
「木(こ)の根とり―・き登り/万葉 1753」
(4)詩歌を口ずさむ。
「集りて―・くめれど/浜松中納言 1」
(5)動物がほえる。
「虎は千里の足早く風に―・く身も軽く/浄瑠璃・反魂香」
〔(3)が原義〕
うそむ・く 【▼嘯く】
嘨
嘯
嘯 |
猇
猇 |
虓
「うそぶく」の用例一覧
岡本綺堂 中国怪奇小説集 酉陽雑爼(唐) (青空文庫)
ほど阮籍だけは以前の図と違って、その口は仰いでうそぶくがごとくに見えたので、いずれもいよいよ驚嘆した。冉も郭も彼が道士の道に精通していることを初めて 覚 ( さと ) った。 こんな噂が世間に拡まっては、身の...
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岡本綺堂 中国怪奇小説集 白猿伝・其他 (青空文庫)
立って、長くうそぶくと、暫くして十数頭の虎が集まって来て、その前にひざまずいた。 「笛吹きの小僧め、おれの寝ている間に逃げて行った。路を分けて探して来い」と、かれは命令した。 虎の...
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宮本百合子 一九三四年度におけるブルジョア文学の動向 (青空文庫)
識 ないプロレタリア作家を見下し、うそぶくであろう。「あれは、実験室的なものだよ」と。—— 何かで、この作者が「考えごとをしているときは働いている時だと思う」と言っている言葉を読んだことがある。多く...
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うそぶくに関連した本
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- 日本人は甘いとスパイは嘯く (昭和13年) 普及社
- 土に嘯くもの 池内松太郎 第三文明社
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