経済物理学 経済物理学の概要

経済物理学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/01 15:08 UTC 版)

大量の市場データを扱う試みはマーケットマイクロストラクチャーなどの分野で、すでに1980年代には始まっていた。1980年代半ばごろ、イェール大学経済学部の教授、浜田宏一と当時イェール大学の客員研究員だった高安秀樹が、なぜ、市場価格がランダムウォークになるのかという根本的な疑問に対し、エージェントモデルのアプローチを導入していた[要出典][2]。物理学者が本格的に市場研究に乗り出したのは1990年代に入ってからである。1990年代には経済物理学という用語は、ユージン・スタンレー(H. Eugene Stanley)および、その大学院生たち、また、独立に高安秀樹(Hideki Takayasu)らにより[要出典]提案された。その後、新たな統計物理学の応用研究として注目されるようになり、1995年カルカッタ統計物理学の会議で最初に用いられた[3][4] The inaugural meeting on econophysics was organised in 1998 in Budapest by János Kertész and Imre Kondor. The first book on econophysics was by R. N. Mantegna & H. E. Stanley in 2000.[5]。さらに1997年には、ブダペストで世界初の経済物理学の会議が行われた。

ここでは、特に経済物理学が市場をどのように扱うかについて述べる。


  1. ^ "経済物理学". デジタル大辞泉. コトバンクより2022年2月5日閲覧
  2. ^ Takayasu, H., Miura, H., Hirabayashi, T., & Hamada, K. (1992). Statistical properties of deterministic threshold elements—the case of market price. Physica A: Statistical Mechanics and its Applications, 184(1-2), 127-134.
  3. ^ Interview of H. E. Stanley on Econophysics (Published in "IIM Kozhikode Society & Management Review", Sage publication (USA), Vol. 2 Issue 2 (July), pp. 73-78 (2013))
  4. ^ Econophysics Research in India in the last two Decades (1993-2013) (Published in "IIM Kozhikode Society & Management Review", Sage publication (USA), Vol. 2 Issue 2 (July), pp. 135-146 (2013))
  5. ^ "An Introduction to Econophysics", Cambridge University Press, Cambridge (2000)


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