糸井羊司 糸井羊司の概要

糸井羊司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 06:33 UTC 版)

いとい ようじ
糸井 羊司
プロフィール
愛称 糸ようじ
出身地 日本 三重県四日市市泊山崎町
生年月日 (1977-11-28) 1977年11月28日(46歳)
最終学歴 上智大学文学部新聞学科卒業
勤務局 NHK放送センター
部署 東京アナウンス室
職歴 福島(2000.6 - 2005.3)→名古屋(2005.3 - 2010.3)→東京アナウンス室(2010.3 - 2015.3)→札幌(2015.3 - 2019.3)→東京アナウンス室(2019.4 - )
活動期間 2000年 -
ジャンル 報道、ニュースリーダー(影読み)
配偶者 あり
公式サイト NHKアナウンスルーム
出演番組・活動
出演中 本文参照
出演経歴 本文参照

人物

三重県四日市市生まれ。小学校卒業後に神奈川県川崎市に転居する。神奈川県立多摩高等学校[1]上智大学文学部新聞学科卒業後、2000年に入局。気象予報士の資格を持つ[2]。身長は176cm。

嗜好・挿話

幼い頃からクイズに興味を持ち、小学6年生の時に視聴者参加型のクイズ番組天才クイズ』(中部日本放送)に出場し、全問正解によって贈られる天才賞に輝いた。また、高校2年生から大学4年生まで『オールスター感謝祭』(TBSテレビ)のスタッフとして問題制作に参加していた時期がある[注 1][2][3][4]

アナウンサーを志したきっかけは、小学生の頃に好きだった音楽番組ザ・ベストテン』(TBSテレビ)が復活した際に司会をやりたい、というもの[2]1995年第42回NHK杯全国高校放送コンテストアナウンス部門で4位入賞している[1]

幼少からの熱烈な鉄道ファンでもあり、3人の息子とともに『NHKニュースおはよう日本』のブログで度々取り上げられている。

糸井自身は巳年生まれで、名前の「羊司」はクリスチャンの母親が「羊を司る」ことに由来して当てたものだという[5]

2021年2月13日深夜発生の福島県沖地震を受けた、翌14日朝5時の定時ニュースを担当した際、冒頭の挨拶につづけて、「(深夜の大地震とその余震で)ほとんど眠れなかった方、早く目覚めてしまった方、ともにお疲れのことと思います」「できるだけ安全な場所で少し目を閉じながらでもかまいませんので、最新の情報をお聞きいただければと思います」と原稿にないメッセージを伝え、話題となった[6][7]Twitterのトレンドランキングでは「糸井アナ」がランクインした[8]

2022年7月8日に奈良県奈良市にある近鉄大和西大寺駅で発生した安倍晋三銃撃事件では、襲撃されたという第一報を伝えた。

現在の担当番組


注釈

  1. ^ 具体的な放送局名や番組名は伏せられているが、NHKアナウンス室の公式Xアカウントにて、「芸能人が放送局の周り走る番組」と紹介されており、『オールスター感謝祭』のクイズ作家として参加していたことを示唆している。
  2. ^ 後者は2週間ごとに浅野光成と交代で担当。
  3. ^ a b c 午後10時 - 翌午前3時の緊急報道対応を兼務し、2019年度は滑川和男と、2020・2021年度は小澤康喬との隔週交代。2021年7月より小澤・佐藤龍文(不定期)と週替わりで担当。
  4. ^ 2022年度は祝日を除く月曜 - 金曜、2023年度は祝日を除く月曜 - 木曜担当。
  5. ^ 糸井と同様に鉄道ファンであり、NHKアナウンサーでは他に近田雄一も鉄道ファンである。

出典

  1. ^ a b 放送コンテストの歩み”. NHK杯全国高校放送コンテスト公式サイト. 2021年3月21日閲覧。
  2. ^ a b c アナウンサー仕事の流儀 糸井羊司”. NHKアナウンサールーム. 2021年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月31日閲覧。
  3. ^ まちかど情報室 臨時で担当です”. おはよう日本 出演者ブログ. 2016年5月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月21日閲覧。
  4. ^ 糸井羊司アナ、NHK入局前「芸能人が放送局の周りを走る」某番組クイズ作家”. サンケイスポーツ (2023年9月28日). 2024年4月7日閲覧。
  5. ^ 札幌放送局時代のプロフィールより
  6. ^ “地震伝えたNHK糸井アナがトレンド急上昇 温かい言葉が「一人ひとりに届く」”. デイリースポーツ. (2021年2月14日). https://www.daily.co.jp/gossip/2021/02/14/0014079641.shtml 2021年3月21日閲覧。 
  7. ^ テレビ災害報道の変化 L字放送の定番化、危機感伝わる呼びかけに”. NEWSポストセブン (2021年3月2日). 2021年3月21日閲覧。
  8. ^ コロナ禍で試されるアナウンサーの“中身”。タレント化は時代遅れか – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社. 2021年8月13日閲覧。
  9. ^ 2023年度 主な番組キャスター一覧 - 008.pdf” (PDF). NHK. 2023年4月3日閲覧。
  10. ^ 2023年3月9日のツイート”. Twitter. ひろがれ!いろとりどり. 2023年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月3日閲覧。
  11. ^ 11時・12時・13時台の定時ニュース担当者が東京・渋谷からニュースを担当し、18時台の定時ニュースも後続する。当日午後に発生した臨時ニュース等の関係で出演できない場合は、原則として金曜当日の『NHKニュース7』サブキャスターが代役を務める。2023年3月31日までは、11時・12時・13時台の定時ニュース担当者が、17:30のニュースにおいて、東京のスタジオから立った状態でニュースを読み上げていた。2023年4月14日からは、『ニュースLIVE! ゆう5時』同様に17:30のニュースはAI自動音声による放送に完全移行となったため、冒頭のニュースコーナーのニュースナレーターのみでの参加となり、立った状態での顔出し出演は廃止された。


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