八本松駅
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八本松駅 | |
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駅舎遠景(2011年10月) | |
はちほんまつ Hachihommatsu | |
◄JR-G09 寺家 (3.7 km) (10.6 km) 瀬野 JR-G07► | |
所在地 | 広島県東広島市八本松町飯田1539 |
駅番号 | JR-G08 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | G 山陽本線 |
キロ程 | 278.9 km(神戸起点) |
電報略号 | ハチ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,203人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1895年(明治28年)4月4日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
概要
山陽本線の駅の中では最も標高が高く(海抜255mで、ホームの名所案内板に記載されている)、隣の瀬野駅から当駅まで最高22.6‰の「瀬野八」と呼ばれる急勾配区間(上り)がある。瀬野駅まで10.6キロで長い。
歴史
- 1895年(明治28年)4月4日:山陽鉄道西条駅 - 瀬野駅間に新設開業[1]。旅客・貨物取扱開始[1]。当時は地上駅舎で、北口(磯松方面)側に駅舎・改札口があった。
- 1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道国有化[1]、逓信省の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定、山陽本線所属となる。
- 1968年(昭和43年)3月16日:駅南口(飯田・向原地区)の急激な開発に伴い、現駅舎へ改築(橋上駅舎化)[2]。旧駅舎は事務舎として使用。
- 1974年(昭和49年)12月10日:貨物取扱廃止[1]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)
- 1999年(平成11年):南口駅前広場整備完了(北口は現在も以前のまま)。
- 2000年(平成12年):入場印字機(自動改札機簡易版)導入。
- 2001年(平成13年)10月1日:ダイヤ改正に伴い、朝ラッシュ時に快速「山陽シティライナー」が、2本のみ新規停車。
- 2002年(平成14年)10月5日:ダイヤ改正に伴い、快速「山陽シティライナー」が全列車停車するようになる。
- 2005年(平成17年)4月1日:みどりの券売機導入。
- 2007年(平成19年)
- 2010年(平成22年)1月:南口歩道橋改修工事並びに駅前エレベーター新設工事完成。
- 2018年(平成30年)
- 2023年(令和5年)11月30日:みどりの窓口営業終了[7]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。中間にはホームが無い中線があり、以前は西条駅通過の上り貨物列車が当駅場内信号機内方で補機を走行中に解放し、その補機が中線から広島貨物ターミナル駅へ向けて折返していた。
また、毎年1月の大学入試センター試験に伴う臨時列車(大門駅 - 西条駅間)待機にも使用されていた。
現在はレール輸送等の列車が使用している程度であるが、平成30年7月豪雨に伴い山陽本線が被災したため、当駅 - 白市駅間で暫定的に運行再開するに当たり、中線に面する仮設ホームを設置した上で折返し設備として使用されていた[5][8]。
また、2番のりば南側に側線が数本敷設されていて保線車両が使用している。ホームは広島方面に向かって右にカーブしているため、乗降する際には足元に注意する必要がある。
業務委託駅(JR西日本中国交通サービス受託)。自動券売機[7]とみどりの券売機[7]が設置されている。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
駅舎概要
- 簡易橋上方式(但しペデストリアンデッキや歩行者専用の自由通路が無く、駅への連絡通路は自動車通行可能の市道扱い)
- 落成:1968年(昭和43年)
元々は地平駅であったが、当駅北側の磯松地区方面にしか出入口が無かったため、駅南側の原・吉川・宗吉・向原(現:八本松南)・下西・下東地区の利用者にとっては利用しにくかった。1965年(昭和40年)頃から急激に向原地区住宅開発・造成が相次いで起こったことに伴い南側の人口も急激に増え始めたため、1968年(昭和43年)に現在の橋上駅舎が完成した。2005年(平成17年)には構内に、2010年(平成22年)には駅前にエレベーターが新設されている。
駅舎コンコース内
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | G 山陽本線 | 上り | 西条・三原方面[9] |
2 | 下り | 広島・岩国方面[9] |
- 付記事項
- 上下ホーム間にホームが無い中線がある。そのため列車運転指令上、2番のりばは3番線とされている。
- ホームに列車案内表示機は無いが接近を知らせる機器は設置されており、入線1分前になると『列車がまいります』という表示が点滅する(『列車が』→ ←『まいります』と交互に点滅する。なお、この機器は広島駅と海田市駅に設置されている機器と同一のものである)。
- 以前は列車接近時にメロディが鳴るのみであったが、2012年3月頃に現行接近放送(JR西日本新標準接近放送)に更新された。接近メロディは以下の通り。
- 1番のりば:広島駅4・9番乗り場メロディ
- 2番のりば:同駅2・7番乗り場メロディ
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駅入り口(2013年10月)
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駅舎内(2008年3月)
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改札口(2013年10月)
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広島側から見たホーム(2007年3月)
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仮設ホームに停車中の227系電車(2018年9月)
注釈
- ^ 2017年3月4日寺家駅開業
出典
- ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、227頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「八本松駅が橋の上に」『交通新聞』交通協力会、1968年3月19日、2面。
- ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1987年2月号、p.165,173。
- ^ “「西日本豪雨(平成30年7月豪雨)」に伴う運転状況などについて(2018年8月22日時点)”. ニュースリリース. 西日本旅客鉄道. 2023年4月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月26日閲覧。
- ^ a b “山陽本線,八本松駅仮設ホームを使用して部分運転を再開”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2018年8月27日). 2023年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月31日閲覧。
- ^ “「西日本豪雨(平成30年7月豪雨)」に伴う運転状況などについて(2018年8月22日時点)”. 西日本旅客鉄道 (2018年8月22日). 2023年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月26日閲覧。
- ^ a b c d e “八本松駅|駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年11月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月14日閲覧。
- ^ 「山陽線八本松駅の仮ホーム公開」『中国新聞アルファ』、2018年8月8日。2023年12月26日閲覧。オリジナルの2018年8月12日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b “八本松駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年3月22日閲覧。
- ^ “土砂災害ポータルひろしま”. 広島県砂防課. 2023年12月26日閲覧。
- ^ 岩佐佳哉・熊原康博 (2020) 広島県東広島市における枕崎台風と平成30年7月豪雨災害に伴う土石流分布と被害. 地理科学75(3), pp.109-116. doi:10.20630/chirikagaku.75.3_109
固有名詞の分類
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