デジタル‐いちがんレフカメラ【デジタル一眼レフカメラ】
デジイチ
デジイチとは、デジタルカメラのうち、銀塩カメラ(フィルムカメラ)における一眼レフカメラの特徴を備えたタイプのカメラのことである。特にコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)との対比において「デジイチ」と呼ばれる場合が多い。
デジイチの特徴としては、用途や特性などに応じてレンズを付け替えることが可能である点、ファインダーから実際に撮影される像を確認することができる点などを挙げることができる。また、シャッタースピードや絞りの設定を自由に行えたりと、より本格的なカメラ撮影を志向している。
デジイチでは、従来の一眼レフカメラの設計を使用した場合に、レンズと本体との相性によっては光線が充分に撮像素子に届かず、画質が低下して撮影される可能性があった。そのような事態を解消し、デジイチ向けに最適なカメラの設計として、フォーサーズシステムと呼ばれる共通規格が策定されている。さらに、フォーサーズシステムを薄型・小型化する規格としてマイクロフォーサーズシステムも発表されている。
デジイチに対して、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)は、よりコンパクトで、より簡易に写真撮影が可能であるように設計されたタイプのデジタルカメラを指す。多くの場合、オートフォーカス機能や手ぶれ補正機能などを備え、気軽に写真を撮りたい際のわずらわしさを取り除くことが志向されている。
デジタル一眼レフカメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 07:37 UTC 版)
「シグマ (カメラ)」の記事における「デジタル一眼レフカメラ」の解説
撮像素子には光の三原色を1画素で捕らえることができるFoveon X3が採用されており、偽色の発生を抑え、鮮明で正確な色再現であることを謳っている。 シグマSD9(2002年10月発売) - 同社初のデジタル一眼レフカメラ、かつFoveon X3を最初に採用したデジタルカメラ。有効画素数約1,029万画素。データ記録方式はRAWのみ対応。 シグマSD10(2003年11月発売) - 有効画素数約1,029万画素。データ記録方式はRAWのみ対応。 シグマSD14(2007年3月発売) - 有効画素数約1,406万画素。データ記録方式はRAW、JPEGに対応。 シグマSD15(2010年6月発売) - シグマSD14の後継機。画像処理エンジン、バッファメモリー、AEセンサー、液晶モニター等の性能が向上。 シグマSD1(2011年6月発売) - フラッグシップモデル。撮像素子の有効画素数が約4,600万に増加し、23.5×15.7mmへと大判化した。 シグマSD1 Merrill(2012年3月発売) - 上記のSD1の製造プロセスを見直し、大幅に低価格化した。Merrillは、Foveonセンサーの開発に深く携わったディック・メリル氏に因む。
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