デジタル上映機器の導入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/18 14:32 UTC 版)
「宝塚シネ・ピピア」の記事における「デジタル上映機器の導入」の解説
2013年(平成25年)4月には大手配給会社の配給作品が完全にデジタルシネマ化された。シネ・ピピアは公設民営方式の運営という性質から、宝塚市に対して2013年度予算でのデジタル上映機器導入費用の負担を求めていたが、宝塚市は2013年度の予算計上を見送った。宝塚映画祭委員長で文芸評論家の河内厚郎、映画監督の大森一樹、漫画評論家の村上知彦らが中心となり、「宝塚唯一の映画館『シネ・ピピア』を支える会」名義で、デジタル化工事の予算を求める署名活動が行われた。約20日間で宝塚市内外から4387件の署名が寄せられ、2013年1月8日付で宝塚市長の中川智子に対して嘆願書が提出された。2013年2月19日にはこれを受けて、宝塚市は2013年度予算案にデジタル上映機器導入のための初年度費用580万円を計上すると発表した。その後、5月21日から5月22日には映画上映を休止して、シネ・ピピアにデジタル化工事が実施された。6月1日にはデジタル上映が開始され、映画のデジタル化と関連した『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』、『サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ』、『世界にひとつのプレイブック』が上映された。
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