デジタル交換機の時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 04:28 UTC 版)
電話交換機がデジタル化された現在では自動的に通話記録が残るようになっているため、通話が切られた後からでも発信元の特定が可能である。 携帯電話の場合も発信元の契約IDなどが記録されているため回線契約者を特定できるが、固定電話と異なり、実際に発信された場所については基地局から位置を推定することしかできない。 なお、非通知はあくまで相手の端末に発信者番号を開示するか否かのサービスで、交換器では発信元・発信先の情報は記録されている。いずれの場合も、通信記録の開示には特定の手続きが必要となる。 110番・118・119番への緊急通報では、発信元情報の通知が制度化されており、別途の手続きを経ずとも発信地表示システム等により発信元の位置を即座に特定することが可能である(通信指令台の画面に直接表示される)。携帯電話からの発信についても2007年に制度化され、携帯電話にGPS端末機能が搭載されている場合には詳細な位置情報を取得できるようになっている。
※この「デジタル交換機の時代」の解説は、「逆探知」の解説の一部です。
「デジタル交換機の時代」を含む「逆探知」の記事については、「逆探知」の概要を参照ください。
- デジタル交換機の時代のページへのリンク