考える人 (ロダン)
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フランス語: Le Penseur | |
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作者 | オーギュスト・ロダン |
---|---|
製作年 | 1902 |
所蔵 | ロダン美術館、パリ |


『考える人』(かんがえるひと、フランス語: Le Penseur)は、オーギュスト・ロダンが制作したブロンズ像である。思索にふける人物を描写した像として知られるが、地獄に堕ちた人々を見つめているとの説もある。
概要
「考える人」は当初、“Le Poète”(詩人)と名づけられていたものである[1]。「考える人」の名称は、ロダンの没後にこの作品を鋳造した鋳造職人のファウンドリ・リュディエ(fr)が命名したといわれる[2]。
ロダンは、装飾美術博物館(Musée des Arts Décoratifs)の門を、ダンテの『神曲』に着想を得て制作し、それを『地獄の門』と名づけたが、この『考える人』はその門の頂上に置かれる一部分にあたる。
この考える人は、地獄の門の上で熟考するダンテを表そうとしたもの」であるという説や[1]、ロダン本人を表している説などがある。
設置場所
オリジナル
- 京都国立博物館
日本
- 国立西洋美術館
日本
- 長島美術館
日本
- 西山美術館
日本
- 名古屋市博物館
日本[注釈 1]
- 亜洲大学
台湾
- 奇美博物館
台湾
- ラーケン墓地
ベルギー
- ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館
デンマーク
- ビーレフェルト美術館
ドイツ
- ザクセン連邦学校
ドイツ
- ロダン美術館 (パリ)
フランス
- ムードン (フランス)
フランス
- バチカン美術館
バチカン
- Saint-Paul de Vence
イタリア
- Waldemarsudde
スウェーデン
- プーシキン美術館
ロシア
- ボルチモア美術館
アメリカ合衆国
- ワールドトレードセンター (ニューヨーク)(行方不明)
アメリカ合衆国
- クリーブランド美術館
アメリカ合衆国
- コロンビア大学
アメリカ合衆国
- デトロイト美術館
アメリカ合衆国
- ネルソン・アトキンス美術館
アメリカ合衆国
- ルイビル美術館
アメリカ合衆国
- ロダン美術館 (フィラデルフィア)
アメリカ合衆国
- California Palace of the Legion of Honor
アメリカ合衆国
- スタンフォード大学
アメリカ合衆国
- ノートン・サイモン美術館
アメリカ合衆国
- Soumaya美術館
メキシコ
- ブエノスアイレス(議事堂正面)
アルゼンチン (位置:南緯34度36分34.3秒 西経58度23分18.1秒 / 南緯34.609528度 西経58.388361度)
- リカルド・ブレンナンド研究所
ブラジル
- Lily Marinho collection
ブラジル
死後の鋳造
など計26ヶ所にある。
脚注
注釈
出典
- ^ a b フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 3』講談社、2003年。
- ^ 平川陽一編『今さら誰にも聞けない500の常識』廣済堂文庫 p.207 2003年
- ^ “「すごい大きい!」名古屋の「考える人」が陸前高田に到着 3年間貸し出し”. 中日新聞web. 中日新聞社 (2023年11月3日). 2024年1月29日閲覧。
- ^ “ロダンの「考える人」陸前高田に 市立博物館で26年秋まで”. 岩手日報 (2023年11月4日). 2024年1月29日閲覧。
関連項目
- 地獄の門
- NHK教育テレビジョン(内幸町スタジオ時代から2003年の地上テレビデジタル放送化まで、放送の開始・終了・並びに終夜放送実施時のジャンクション映像のモチーフとして使われていた。)
- 人生が変わる1分間の深イイ話[要説明]
- 未来大人宣言 - SOPHIAの2013年発売のアルバム。CD+DVD盤のジャケットでヴォーカルの松岡充が考える人を実現した。
- 独裁者 (映画) - チャールズ・チャップリン監督・主演の映画。劇中で、独裁者に対して『考える人』を模した像までが挙手の礼をとっているシーンがある(0h22m44sから)[1][2]。
外部リンク
- ^ 小林信彦「第二部 喜劇映画の衰退 第三章 異端者チャーリー」『世界の喜劇人』新潮社、1983年。ISBN 4101158061。"ヒンケルの行く道端では、ミロのヴィーナスや考える人までが右手をあげているというギャグは、チャップリンらしくない気の利いたものである。"。
- ^ (日本語) Charlie Chaplin | O Grande Ditador (The Great Dictator) - 1940 - Legendado 2023年12月16日閲覧。
「The Thinker」の例文・使い方・用例・文例
- The Malay Times に掲載されていた、非常勤の下級アナリストの職に関する広告についてご連絡を差し上げています。
- ‘They are flying kites.' はあいまいな文である.
- 話し中です (《主に英国で用いられる》 The number's engaged.).
- 名詞相当語句 《たとえば The rich are not always happier than the poor. における the rich, the poor など》.
- 総称単数 《たとえば The dog is a faithful animal. の dog》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- 王立オペラ劇場 《the Covent Garden Theatre のこと》.
- 英国学士院 (The Royal Society)の会報.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- 『Scotish』は、『The Scottish Symphony』や『Scottish authors』、あるいは、『Scottish mountains』のような、より正式な言葉遣いの傾向がある
- STD(神学博士)はラテン語のSanctae Theologiae Doctorに由来する
- 『The boy threw the ball(少年がボールを投げた)』は、能動態を使う
- 『The ball was thrown(ボールは投げられた)』は簡略化された受動態である
- 1992年,「The Animals(どうぶつたち)」という本のために,まどさんの動物の詩のいくつかが皇后美(み)智(ち)子(こ)さまによって英訳された。
- 式典は,3Dコンピューターアニメ映画「I Love スヌーピー The Peanuts Movie」の米国公開の数日前に行われた。
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