WM30以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/15 03:03 UTC 版)
「オーソリティー (プロレス)」の記事における「WM30以降」の解説
4月7日のRAWにて、バティスタも正式に組織入りし組織総出でブライアンを痛めつけトリプルHが権力を行使しWWE王座戦を開始しベルトを奪い取ろうとしたが組織を離反したシールドが救出に現れ阻止され組織と完全に敵対することとなった。翌14日のRAWにてシールド離反問題の引責という理由で運営部長ケインの更迭を決めた後にシールドを叩きつぶすため、トリプルH、オートン、バティスタの3人でエボリューションの復活を決め組織の再編を行った。 ブライアンとの抗争は、ステファニーが請け負い、赤い仮面を身に付け怪奇派に戻ったケインにブライアンを襲撃させ危険な場所でのツームストン・パイルドライバーで首を破壊させた、その上でPPVWWEエクストリーム・ルールズで対決させるが敗退。続くペイバックではブライアンの妻ブリー・ベラを巻き込んだ抗争を繰り広げ、ステファニーはブライアンにWWE王座を返上しなければブリーを解雇すると告げ、ブライアンは王座返上を決意しかけたが、ブリーが現れ自ら退団を申し入れステファニーにビンタを見舞い夫の王座を守りステファニーに赤っ恥をかかせた。しかしWWEペイバック以降もブライアンの復帰の目処が立たないことからトリプルHとステファニーはブライアンからの王座剥奪を決め、PPVマネー・イン・ザ・バンクにてWWE世界ヘビー級王座争奪ラダー戦を開催することを決定した。 シールド対エボリューションの抗争はその後、通常のRAWとスマックダウンではトリプルHの権力を利用したヒール勢を掌握した人海戦術でエボリューションが有利な状況を作るもPPVエクストリームルールズ、ペイバックでの3対3の決戦では連敗が続いた。ペイバック翌日のRAWにて、組織入りの交換条件で約束したWWE王座挑戦を了承しないのならばここにいる意味がない、シールドとは関わりたくないと主張してバティスタが離脱。しかし同日のシールドとの試合前に、トリプルHが「新プランを実行する」と宣言すると、セス・ロリンズが仲間を裏切り組織に寝返りエボリューションの活動停止の代償と共にシールドを分裂させる事に成功した。 ロリンズを新メンバーに加えその後PPVWWEマネー・イン・ザ・バンクにて、マネー戦ではケインの乱入による助けでロリンズがMr.マネーになるが、メインの王座争奪ラダー戦では序盤オートンは同じ組織のケインのアシストを受けつつも後半突如としてケインはラダーに登るオートンを落とすなど不可解な行動を取った結果(ケインも王座取りへの欲を出したと思われる)王座を手にすることはできなかった。 バトルグラウンドでは、王座を奪取したシナに、レインズ、オートン、ケインを挑戦者にしたフェイタル4weyマッチを組みケインにオートンをアシストさせ組織に王座を取り返そうとしたが、またしてもオートンとケインが仲間割れを起こし(今回はケインが明確に王座取りへの欲を全面に押し出した)王座を手にすることができなかった。 サマースラムでは組織に楯突く者からベルトを奪う為のプランCとしてポール・ヘイマンと手を組む事を選択し、ブロック・レスナーをシナの挑戦者にすると決めた。 ステファニーは、ブライアンの妻ブリー・ベラとの抗争を開始。7月21日のRAWにて、客席にブリーの姿を見つけたステファニーはブリーの双子のニッキー・ベラをヒール側のディーバ4人にいたぶらせてブリーを挑発しマイクでさらにブリーを煽り口論に発展の末ブリーにビンタを見舞った。しかしブリーがステファニーに暴行を受けたとして警察を呼びステファニーは逮捕されてしまった。そしてリング上で決着を付けるためサマースラムにてステファニー対ブリーの試合が決定した。 8月初旬のRAWにてケインが再びマスクを脱ぎさり、8月11日のRAWよりコーポレート・ケインに戻り活動を始める。 サマースラム当日、ステファニーとブリ―の試合で、ブリーの双子ニッキ―・ベラが現れブリ―の手助けをするかと思いきや、裏切る。一方、レスナーとシナの王座戦では、レスナーが制し、王座を奪取した。(ベラ姉妹の仲違いは後にニッキーが、ブリーに対してジェラシーを焼いた事により取った突発的な行動と説明し組織との関係は否定した。) 9月のPPVナイト・オブ・チャンピオンズではシナ対レスナーのWWE王座戦にセス・ロリンズが乱入(シナが反則勝ちになるが反則決着での王座移動はなし)ロリンズはさらに疲弊したレスナーを襲いマネー権を行使しWWE王座を奪い取ろうとしたがシナにより阻止された。これによりレスナーとヘイマンは一旦組織との共闘を解消した。 10月のPPVヘル・イン・ア・セルに向けロリンズがシナとディーン・アンブローズを手玉に取り2人を争わせ、争いを勝ち抜いたアンブローズとセル戦を闘う。ロリンズ専属のアシスタントとなったジェイミー・ノーブルとジョーイ・マーキュリーを介入させるなど人海戦術を使った。最終的にリング下から現れたブレイ・ワイアットがアンブローズを襲った所を利用しロリンズがタナボタ勝利を上げた。対ロリンズ戦の争いに敗れたシナとオートンによる次期WWE王座挑戦権争奪戦はシナが勝利した。
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