Vol.3の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/01 01:49 UTC 版)
「フェダーイン:戦士」の記事における「Vol.3の登場人物」の解説
アントン・ウィラー シリアでの戦闘の撤退途中に朽木を庇って左足をトラップで負傷し、以後は傭兵を辞め、義足で生活している黒人の私立探偵。とは言っても実際には“なんでも屋”稼業の様子。朽木にコニー・リンクを探し出し、護送する仕事を依頼したその直後、MAGの狙撃を頭部に受けて死亡した。 樋口 清志(ひぐち きよし) 戦場を渡り歩くフリーのジャーナリストとして、日系傭兵をルポしているという名目で朽木に近づいてきた。記者仲間を通じてコニーの居場所を探し出し(た、と言って)、MAGからの逃走と護衛をバックアップしているように装ってもいたが、真の姿はMAGの幹部級の構成員で、イエローを殺害し着用していたペンダントに発信機を仕込み、形見として朽木に渡していた。コニーと朽木の“監視”と、朽木のスカウトの為に接近していたが、最後の戦闘で朽木の銃弾を右目に受けて死亡。 コニー・リンク 普通の家庭で普通に育った女性だった。しかし兄がMAGの構成員でチャールズ・マニングのブレーンだったこと、組織を抜けたいと父親に泣きついた事で両親と兄はチャールズに殺された。チャールズが直接手を下した事で、その“弱み”を利用したい人物・パット・ボウルにアントン経由で接見する筈だったが…。 チャールズ・マニング カネ次第で西にも東にも付く傭兵組織・MAGの実質の首領。マニング自身が直接手を下す事はほぼ無いが、コニーの兄がブレーンであったことから、コニー兄の脱退の際には直接手にかけコニー兄を殺していた。ちょうどその時、MAGで、フリーの朽木をスカウトしようとも画策していたので、話がはじまる。 まずパット・ボウルの偽名でコニー探しと護送(という荷の重い仕事)をアントンに依頼し、朽木をアシストに呼び入れさせた。 それ以前から、朽木調査のためにアフガンでイエローと接触していた樋口に、イエロー殺害とイエローが持つ美生の形見のペンダント奪取を命じた。 発信機をしこんだペンダントを使って朽木を追跡しやすくしたうえで、少数で襲わせ“試し”、善意の第三者を装っていた樋口(じつは今回動員したMAGの要員の中での一番の腕利き)とも一対一で勝負させて朽木をテストした。 朽木は、そこでたくらみに大筋気づき、コニーにそれでもパットボウルにあってみるかと確認した後で、連れていったのだが、容赦なく、コニーを殺害し、朽木には、アントンに提示していたギャラの額面の小切手とその五倍の額の小切手(つまりは契約金的な意味合いのもの)を選べと突き付けた。 最後は専属の話を蹴って去る朽木を狙撃させようとするも、そこもよんでいた朽木がコニーに着せていた朽木自身の革ジャンにしかけていたと思われる爆弾で屋敷ごと爆破され、死亡。
※この「Vol.3の登場人物」の解説は、「フェダーイン:戦士」の解説の一部です。
「Vol.3の登場人物」を含む「フェダーイン:戦士」の記事については、「フェダーイン:戦士」の概要を参照ください。
- Vol.3の登場人物のページへのリンク