PHASEOLUSCOCCINEUSとは? わかりやすく解説

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べにばないんげん (紅花隠元)

Phaseolus coccineus

Phaseolus coccineus

Phaseolus coccineus

メキシコから中央アメリカ原産です。太い塊根があり、熱帯地域では多年草温帯地域では一年草です。蔓性あるいは矮性品種ありますが、蔓性では1~3メートルほどになります冷涼な高地でないと結実しないため、わが国では北海道長野県栽培されています。7月から8月ごろ、赤色蝶形花を咲かせ、秋に大きな虎斑模様の豆になります。別名で「ハナマメ花豆)」とも呼ばれ煮豆やあん、甘納豆などに用いられます。ヨ-ロッパでは生食用にされるそうです
マメ科インゲンマメ属多年草で、学名は Phaseolus coccineus。英名は Runner bean, Scarlet runner bean
マメのほかの用語一覧
イワオウギ:  岩黄耆
インガ:  インガ・ウルグネンシス  インガ・エドゥリス
インゲンマメ:  紅花隠元  隠元豆
ウマゴヤシ:  子馬肥やし  紫馬肥やし

紅花菜豆

読み方:ベニバナインゲン(benibanaingen)

マメ科つる性一年草園芸植物

学名 Phaseolus coccineus


紅花隠元

読み方:ベニバナインゲン(benibanaingen)

マメ科つる性一年草園芸植物

学名 Phaseolus coccineus


花豇豆

読み方:ハナササゲ(hanasasage)

ベニバナインゲン別称
マメ科つる性一年草園芸植物

学名 Phaseolus coccineus


花豆

読み方:ハナマメ(hanamame)

ベニバナインゲン別称
マメ科つる性一年草園芸植物

学名 Phaseolus coccineus


花隠元

読み方:ハナインゲン(hanaingen)

ベニバナインゲン別称
マメ科つる性一年草園芸植物

学名 Phaseolus coccineus


赤花菜豆

読み方:アカバナインゲン(akabanaingen)

ベニバナインゲン別称
マメ科つる性一年草園芸植物

学名 Phaseolus coccineus


ベニバナインゲン

(PHASEOLUSCOCCINEUS から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/28 15:30 UTC 版)

ベニバナインゲン
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: マメ目 Fabales
: マメ科 Fabaceae
: インゲンマメ属 Phaseolus
: ベニバナインゲン P. coccineus
学名
Phaseolus coccineus L.
英名
Runner bean

ベニバナインゲン(紅花隠元、学名:Phaseolus coccineus, 英名:Runner beanまたはscarlet runner bean )、メキシコの高原原産のインゲンマメ属の多年草(日本では一年草扱い)[1]花豆(紫花豆)・白花豆ともいわれる[1]

中南米の高地が原産[1]。長さ3-5mのつる性で、1.5cm×2.5cmほどの種子をつける[1]大航海時代に欧米へ導入され、日本へは江戸時代末期に渡来した[1]。当初は観賞用にとどまり[1]、食用として栽培が始まったのは明治時代札幌農学校北海道)で導入されてからである。なお、本格的な普及は大正時代以降である。

鉄分やカルシウム食物繊維を多く含み、大豆より低カロリーである。冷涼な気候が適し[1]、日本では北海道や東北地方のほか[1]長野県群馬県山梨県清里高原)の高地で栽培される。花は紅色で、豆には紫の地に黒い斑模様がある。変種に花や実が白いシロバナインゲン(白花豆)がある[2][3]

日本では熟した豆を煮豆甘納豆の原料とすることが多い[1][4]。欧米では若い莢(さや)を食用とする。インゲンマメ同様に毒性のあるレクチンを含むため[1]、調理の際はよく火を通す必要がある[1]。日本では、白インゲン豆を粉末状にして食べるというダイエット方法がテレビで紹介され、集団食中毒を起こした例がある[1]

ベニバナインゲンの豆

脚註

  1. ^ a b c d e f g h i j k l ベニバナインゲン|自然毒のリスクプロファイル”. www.mhlw.go.jp. 厚生労働省. 2023年4月28日閲覧。
  2. ^ 花豆(はなまめ)日本豆類協会(2018年11月24日閲覧)。
  3. ^ 【ぐるっと首都圏・食べる つながる】山梨・清里高原 花豆/より大きな粒へ奮闘『毎日新聞』朝刊2018年10月25日(首都圏面)2018年11月24日閲覧。
  4. ^ 『新編 食用作物』星川清親 養賢堂 昭和60年5月10日訂正第5版 p496

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