PASMOの種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 02:55 UTC 版)
PASMOには以下の種類が存在する。 無記名PASMO 自動券売機等で発売される、持参人式タイプのもの。紛失時の再発行ができない。購入後に記名PASMOや小児用PASMOへ変更することができる。 記名PASMO 自動券売機等で発売される、記名人式タイプのもの。氏名(カタカナ)・性別・生年月日・電話番号を登録する。紛失しても再発行できる。定期券情報を追加してPASMO定期券にすることもできる。 PASMO定期券 記名PASMOに定期券情報を追加したもので、チャージすると定期券区間外を利用した分の運賃も自動改札機で自動的に精算する。Suicaとの連絡定期券も発行される。 小児用PASMO 記名PASMOのうち、小児用の運賃を引き去るように設定したもの。購入時に記名人の年齢が確認できる公的証明書等の呈示が必要となるため、窓口での発行のみとなる。有効期限は小児用運賃適用期間(満12歳の3月31日)まで。定期券情報の追加でPASMO定期券にすることもできる。Suicaも含めて1人1枚しか発行できない。 オートチャージ機能付きPASMO オートチャージ機能が付与された記名PASMO。PASMOオリジナルブランドの「Pastownカード(パスタウンカード)」または鉄道事業者が発行する対応クレジットカードに紐付けて発行する。クレジットカード一体型PASMOとは異なり、クレジットカード自体にPASMOが付加されるものではない。 2008年(平成20年)3月14日まではチャージ額が3,000円に固定されていたが、以後は1,000円 - 10,000円の範囲内で1,000円単位での変更ができるようになった。 クレジットカード一体型PASMO クレジットカードとPASMOが1枚になったもので、クレジットカードに定期券情報を記録することができ、券面表面にPASMOのロゴが記載されているのが特徴。Pastownまたは鉄道事業者が発行する。 2008年(平成20年)3月15日から発売を開始した。当初はPastownおよび東急電鉄・東京メトロ・京浜急行電鉄・東武鉄道の4社が発行していた。上記4社と自社で一体型カードを発行していない相模鉄道(相鉄カードはオートチャージのみ対応)の計5社が対応していた。このうち京急カードは新規入会受付を終了した。 また2017年(平成29年)3月18日より、京王電鉄が一体型クレジットカード「京王パスポートPASMOカードVISA」を発行すると発表した。 PASMO PASSPORT 訪日外国人旅行者を対象として発売されるPASMO。券面にはハローキティ他サンリオのキャラクターのイラストが描かれている。関東地方の観光スポットで提示すると、各種のサービスを受けられる。
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